新潟に帰省中、またやっちまったの
スノーピーク本社に行く途中、立ち寄ったWESTさんです。
ダメよ~、こんなに品揃えがスゴイと自分の中の黒い悪魔(衝動買い)を抑えきれないでしょ~ (;´・ω・)
コレ、無くちゃ困るの?って聞かれても「困りません」としか言えん。
でもカッコイイわ~ (;´・ω・)
前から気になっていたSOTO SOD-372 ストームブレイカーです。
ガスとガソリン両方対応なのが最大の売り。
内容一式。
ガソリンボトルだけ別売り。
用途によって必要なサイズが違うからです。
早速ガスで初点火。
最初はガス缶を正立で点火します。
ジェネレーターが温まる前に液出しすると生ガスが燃えて危険だからだそうです。
5秒後、ガス缶を倒立させます。
逆に正立させたまま使用するとジェネレーターを焼損させるそうですよ。
液状の燃料が気化する事によってジェネレーター部の温度を下げているんだと思います。
元々ガソリンバーナーなんで、それに対応させる為の設計だと思われ (* ̄- ̄)
まぁ、スノーピークにもありますがガスバーナーの液出し方式は寒冷時に強いってメリットもあるのでイイか (;^ω^)
本体に説明書きも付いています。
消火時にも正立に戻さないとイケないのは、配管内に液体燃料が残らない様にする為だと思うのです (* ̄- ̄)
なんか初期不良なのか「ガスでの燃焼が変」ってレビューもあったんですが、コレは大丈夫そうね ( ´∀` )
コレで動作確認終了ですよ~。
ノルマルブタンで試験
ストームブレイカーのレビューなら他にもっと良いブログが沢山あるので割愛。
ココはもっとマニアックかつニッチなネタで行く駄文なのです。
初の燃焼試験はSOTO純正ガスで行いましたが、今度は別のガスで試験します。
このコールマンのOD缶に入ってるのはノルマルブタン。
ホースを付けて準備完了です。
この機構、ワンタッチで簡単ですね。
点火!
ストームブレイカーには点火装置なんて軟弱装備は付いていません。
あ、気温は26度ですよ~ ( ´∀` )
正立で5秒待ちます。
燃焼中ですが昼間なんで周囲が明るくて炎が見えませんね (;´・ω・)
約5秒経過後ガス缶を倒立させます。
シビアに5秒計測する必要はありません。
問題無いケド炎が小さい?
普段の使用はノルマルブタンでも正常に燃焼しました。
まぁ、安い100円ガスで使用されてるノルマルブタンはグレードの低いOD缶にも含まれていますんで、当然と言えば当然なんですが。
一応、念の為初期点火だけ玄関でしました。
ビビりなんでね ( ´∀` )
燃焼に問題が無いので薄暗い玄関内に移動。
炎を見やすくする為です。
OD缶使用時より大分小さいね、炎 (;´・ω・)
色々弄ってて気が付いたんですが、このSOD-372ことストームブレイカー、液出しだからか火力調整にタイムラグが多いですね。
あと、トロ火どころか弱火にも出来ません。
絞っていくと火が消えてしまいますね。
で、バルブを少し開けると戻るんですが、またすぐ消えそうになる。
なんでだろう?
とにかく中火以下に出来ないのは間違いない。
そんなバカな (;´・ω・)
もう一度SOTO純正ガスに付け替えて実験してみます。
最大火力。
この時点で100円ガス使用時より2倍以上デカイ火柱が立ってますね。
コレは新品のOD缶なのでプロパンが燃えています。
CB缶運用では火力の低下は納得済みなんで別にOKよ (* ̄- ̄)
チョイ絞って中火くらい?
バルブを動かしてからのタイムラグは同じくらいです。
・・・(;´・ω・)・・・
全然弱火に出来るわ (゚Д゚;)
ノルマルブタンでも一時的にはココまで出来るんですが、5秒程で勝手に火が弱くなってきて最終的には消えそうになるんですよね。
流石に「トロ火」ってトコまではムリっぽい。
イキナリ全開!
何の問題もなくキレイに燃焼します。
説明書には”ジェネレーターは非常に精密な設計です”って書いてありました。
ガス使用時の圧力も正確に計算されているのかな?
ノルマルブタンの低圧ガスでは正常燃焼が出来ないようです。
結論として (`・ω・´)
このストームブレイカー、低圧なノルマルブタンでは火力調整が出来ません。
素直に純正ガスで使用するのがイイですね。
”お湯を沸かすだけ”とか火力調整しなくてもいいのならノルマルブタンでも運用可能でしょう。
時間かかるケドね (;´・ω・)
ノルマルブタンでは冬場のスモーク作りには使えそうにないですね。
手持ちの
コールマン スポーツスター508A(ガソリン)
ユニフレーム US-D(CB缶)
の代わりがコレ1台で出来るかと思ったんですが。
ノルマルブタンでトロ火も楽勝なUS-Dはまだ手放せないナ~。
いや、純正ガスとガソリン使う限り何の問題もないんですよ? (;´・ω・)
SOD-372の購入を検討していて辿り着きました。
ふと思ったんですが、ブタン使用時に弱火にすると消えそうになるのって液出しでジェネレータが冷えてしまうからではと
だとしたら缶を正立のままだと弱火もいけるんでは
まだ所有していないので試すことができないのですが
Hiroさん、コメントありがとうございます。
なるほど、正立は考えなかったですね。
まぁガスならST-310やSOD-310が優秀なので、コイツはガソリン専用で良いかな?って思っちゃったりなんかしてます。
でも興味はあるので今度時間があれば検証してみたいネタですね。
早速返信ありがとうございます。
30年前のコールマン ピーク1(2レバーでとろ火OK)を持っているのですが既にジェネレータは入手できずいつ調子が悪くなっても不思議ではないため新しいものを検討中です。
冬場でも氷結しないダム湖でワカサギ釣りにも使いたいのでガソリンやガス缶は液出しで使えるSOD-372がなかなか興味深いなあと色々ネット検索しています。
コールマンのピーク1、イイですね。
コールマンは何故2レバーをやめてしまったのか不思議です。
今まで青森在住だったのでワカサギ釣りも盛んでしたが、極寒状況なら液出しでもガスはキツイかも知れません。
SOD-372はガス性能はアレですが、ガソリンバーナーとして見ると、取り扱いに何のコツも必要としない非常に高性能な製品だと思います。