CPU温度がヤバイ (;´・ω・)
つい先日メインPCの中身を今勢いのあるAMD RYZEN7 3800Xから、下火(笑)のintel i7 11700Kに乗り換えた砂井さんです。
CPU性能は二の次でチップセットの安定性を求めた結果ですが、コレがマタ大成功。
ドローンFC(FlightController)ファームウェアの更新等、AMD環境で1番問題だったI/O関係にまったく不具合はありません。
散っていった資金以外はね (;´・ω・)
やっぱPCに求める最重要項目は、ベンチマークしないと分からない程度の性能差ではなく、出来るハズの事が当然の様に出来る安定性だと思います。
自作派の砂井さんですがオーバークロックなんて、確か440BXでCeleron 300Aを1.5倍の450MHzで動かした遠い記憶が最後だと思う。
基本CPUは定格でしか動かさないのでベンチマークとかには興味がありませんが、何やら11世代Coreシリーズは発熱がヤバイらしい、と言う風の噂をチラホラ。
もちろんPCを組んでから調べました (汗)
道理でリテールクーラーが付いていないワケだ?
でも水冷はメンテの面と価格からパス。
そんなワケで空冷クーラー界でも性能に定評のある、サイズ製の虎徹Ⅱを購入しました。
サッとネットで調べても評判の良いクーラーだったので。
PCは組み上がっていましたが、何気にふと気になったので動画エンコードでCPU温度を計測してみる事に。
・・・(* ̄- ̄)・・・
(。´・ω・)は?
100℃!?(;゚Д゚)
CPUに負荷をかけると3秒後には90℃を突破します。
いくら何でもこんなに急に上がる?
ひょっとして取り付けミスったかな?(;´・ω・)ヤバイ
まぁでもよく調べると、虎徹Ⅱはコストの割に冷えるヤツなのは間違いないケド、11700Kにはちと荷が重いらしい。
でもやっぱ水冷はイヤだしな~。
というワケで丸2日かけて調べ、遂に行きついたのはNoctuaのNH-U12Aさん。
120mmファン使用の(比較的)小型でありながら、140mmファンモデルに匹敵する冷却性能なのが購入の決め手。
あまりデカイとイロイロ不便だし。
ライバルのGAMER STORM ASSASSIN IIIと最後まで悩みました。
こっちの方が安くて冷却性能が高いらしいけど、まぁやっぱデカイ (;´・ω・)
コイツの全高は165mmなんですが、メモリーに140mmファンが干渉してズラすのに更に全高が上がってしまうのでパスしました。
ケースのフタが閉まらんのですよ。
さて、んじゃ虎徹Ⅱを外しますかね、
って(。´・ω・)あれ?
クーラーの固定ボルトが片方最後まで締まってないんですケド?
ひょっとして仮止めのままだった?
コレが瞬間沸騰の原因ではないのかね?(* ̄- ̄)と、誰でも解りそうな事を、さも高度な推理をした感じで一人囁いてみる。
でも虎徹Ⅱでは容量不足なのは間違いないらしいし、もうNH-U12A買っちゃったので無慈悲に作業続行。
もう後戻りは出来ないのだよ。
・・・(* ̄- ̄)・・・
クーラーを外して裏側を見ると、やっぱCPUとの接着面が平行になってませんでした。
長い自作歴でもこんな初歩的なミスは初めてだわ~。
急激な温度上昇は虎徹Ⅱの性能不足ではない可能性も出て来ました。
虎徹Ⅱさん疑ってゴメンね。
だからってもう使ってあげないケド許してね。
交換は決定事項なので作業は続行されます。
大人は都合の悪い事に対して無意識に見ないフリが出来る能力を備えているのです。
ちなみに砂井さんが使っているPCケースは軽く15年以上前の超古いモデル。
星野金属工業とか言う、ムダに高価なアルミケース専門メーカーのアレです。
年代的にも裏面配線ナニソレ?状態なので、クーラーのバックプレートを外すのにマザーボードごと外す必要があります。
はいメンドーです。
外された虎徹Ⅱ御一行様。
彼らには何の落ち度もありませんが、もう使用する予定なし。
諸行無常 (* ̄- ̄)
せめてグリスはキレイに拭き取ってやろう。
さて、本命のNH-U12Aを用意しますか。
その界隈では有名な話ですが、この茶色ファンは高性能なのに何せ茶色で高価なもんで不評らしい。
まぁ確かに茶色は無いわ~。
現在はブラックモデルも出ましたが、価格がぼったくりなので茶色で我慢。
フタ閉めたらどうせ見えないしね。
両方手元にあるウチに比べてみます。
基本的な構造は非常に似ていますが、ヒートパイプの数が虎徹Ⅱは4本に対してNH-U12Aは7本と多い。
重さも倍以上違います。
あとフィンの密度も段違い。
完全に虎徹Ⅱの上位互換って感じで、表面積の多さがその高い放熱性能を物語ります。
サクッと作業しますよ。
取り付け方法とかは他に分かりやすく解説されてるブログ様がいっぱいあるので割愛。
このブログはもっとこうゆる~い感じのヤツです。
取り付け完了。
通常冷却フィンの間隔が狭いと空気の流れが悪くなりますが、前後サンドイッチ構造のファンで強制的に風を通す構造なので問題なし。
このファンは単体販売だと4,000円前後とイイお値段。
NH-U12Aの価格の半分以上はファンの価格なのか?
電源ONで動作も確認。
やっぱ茶色ダサいわ~ (;´・ω・)
音はケースファンが爆音なので判別しにくいですが、多分静かです。
気温20℃ 湿度53%
よーし、早速CPUに負荷を掛けて温度測定。
CineBenchするかな、しねベンチ。
・・・(* ̄- ̄)・・・
おー、温度は71℃と大分下がりました。
虎徹Ⅱとは価格差通りとも言える性能差がちゃんと出ていますね
コレなら夏場でも安心です。
ついでに動画エンコードをもう一回。
・・・(* ̄- ̄)・・・
(。´・ω・)は?
86℃?(;´・ω・)
CPU使用率は同じ100%前後なのに、エンコードの方が遥かに高い温度ね。
ひょっとしてコレって常識なんですか?
当然サーマルスロットリングは起こらないしちゃんと冷却はされていますが、この数値だと夏場のエンコードは厳しそうですね。
Core電圧下げようかな?
ご存じであればあれですがエンコード時はAVX2といわれる命令を使っていて、使っていない時よりエンコードは早いですが、爆熱です
mさん、コメントありがとうございます。
なるほど命令セットですか。
今度無効にして試してみます。
有益な情報をありがとうございました。
参考になりました。42000円でじゃんぱら中古買えたので取り付けましたが、中華クーラーで100度何度も到達してしまいビビリました。スコアはサーマルスロット繰り返しながらでも14660位出たので、冷やせれば15000に近づきそうですね。空冷で冷やせる限界がこのcpuなんでちょうね。ノクチュア買います。
笑門福来さん、コメントありがとうございます。
ベンチマーク性能重視ならおススメ出来ないんですが、
https://sunai-san.com/pc/30336/
↑の記事に書かれている設定なら最低限の性能低下で低い温度を保てます。
今のM/Bの自動オーバークロックって結構えげつない電圧をかけるんですね。
その自動オーバークロックを常識の範囲?に落とす設定です。
アドバイスありがとうございます。cinebench23で100℃タッチしていましたので、中華製の自分で輸入したクーラーへのこだわりはやめて「Noctua NH-D15-CH-BK」を購入したところ最高コアでも81℃に収まりました。20℃くらい下がったのですかね?空冷しか使ったことがないのですが、10分間負荷かけ続けてこれなら問題ないかなと安心できました。しかし砂井さんがNH-U12Aで図った時の方がもっと10度くらい低いですよね。あちらのほうがヒートパイプ7本なので冷えるのかもしれません。。。これが最高と思って急いで買いましたが、調べてみると今は最強空冷の座はASSASSIN III に奪われているらしいです。わずか3度ほどらしいですけど。ちょっとむなしくなりました^^次は教えてもらったアドレスでの設定もしてみようかと思います。
動画編集はしないんで、余り考慮しなくてもいいのかな・・・
どデカいクーラーを使えるのは羨ましいですね。
CPU温度はケースや室温、湿度等の条件が違っても大きく変わり、単純に比較は出来ませんのであまり気にされない方が宜しいかと。
例えばゲーム等のCPU使用率が高くない用途であればそのクラスの製品ならどれも必要十分な性能だと思います。
ご自身の環境で連続高負荷稼働に問題が無いなら良いのかと思いますが、他に色々試したくなるのが自作の沼なので否定出来ません汗。
私も昔は随分散財してしまいましたが突っ込んで行きましょう笑
M/Bの自動オーバークロックを制限する設定は、ゲームベンチに限ればほとんど性能低下が無く劇的に温度が下がるのでお勧めです。
上で紹介されているmulti core enhancement って機能がMSIで見当たらないです。数値を直接入力するものばかりでベースクロックを下げたくはないので電圧を上げたらいいのかな???説明書のないマザーはきついですね。。。やはり、今はこれで大丈夫ですが、クーラーのファンの性能低下や電気代なども考慮して必要内でしたら性能落として、余裕を持たせておきたいのですが・・・
私はある程度の定格クロックと多コアが欲しいだけなので、各種スコアは全然必要ないです。ゲームしない、動画2分程度の物しか作ったことがない。。。今後も作る予定もない。。。
ちょっと世代替えでやりすぎたかなという印象です。最初からFなしの11600Kを買ってたら今回よくだしてI7にすることも無かったんですけどね・・・
OC時の電圧下げたいな~
ちなみにMSI Z590-A PRO ってやつです。ヤフーショップで11700円だかで買いました^^
ご指摘の機能についてなんですが、マザーボードの独自機能は各メーカーによって設定の場所や名称が違います。
MSI Z590マザーのOC設定にある「CPU Cooler Tuning」がASUSにおけるmulti core enhancementと同機能だと思います。
ここを
Boxed CoolerにするとIntelの公称仕様通りに
Tower Air CoolerではPL1が288Wに
Water CoolerではPL1が無制限となり
それぞれがASUS multi core enhancementのDisabled、AUTO、ReMove All Limitsに相当します。
(搭載されたCPUによって設定されるW数は変わります)
この説明はMSI MEG Z590 ACEのモノですが、同一チップセットなので大差は無いと思いますよ。
あと電圧を上げるのは止めた方が宜しいかと。
このサイトに詳しく載っていました。
https://jisakuhibi.jp/review/msi-meg-z590-ace
ご無沙汰しています。先日はアドバイスありがとうございました。
日が空いたのですが、今朝がた試してみましたところ私の環境では初期設定がTowerAir coolerになっていたようです。一番負担の少ないBoxed cooler にしてみましたが、アイドリング状態でもパソコン全体の消費電力が140-160wとかになってそれ以上下がりませんでしたので、元のTowerAir coolerに戻しました。これだとアイドリング状態でパソコン全体で70wそこそこですので一番得でした。
おそらくBoxed coolerはasusuでいうところのDisabledなのかもしれませんが、定格運用に固定されるようですので、それならasusのautoに相当するTowerAir coolerがトータルで一番得かなと思いました。グラボもPL70%で使うくらいの倹約家なので11700KとGTX980Tiの組み合わせで70-80ワットならゲームしないのでグラボがcpuの性能を殺しているとかの無駄も気にしないですので、十分かなと思います。私は写真編集とユーチューブ閲覧やチャート表示の用途ですので、定格の強い多コアであれば足りてるもので・・・^^
ご指導ありがとうございました。