先日サイドマウント周りの改修を終えたSVU
以前修理した時から初速の低下とバラつきが気になってましたが、この間のサイドマウントの修理時に致命的な値になってしまいました (;´・ω・)
初速は平均68m/sと低く、下は48m/sから、上は76m/sと盛大にバラついています。
ホントに手がかかるねぇ。
以前、別の銃でもあった事象
バラバラの図。
ググれば分解方法は色々出てきますんで今回も割愛。
SVUはメカBOXを取り出すのもそんなに難しくありませんし、メカBOXの分解も簡単な部類だと思います。
メカBOXは基本的にRSのパクリなんですが、フルオートシアとかメカBOXの外側に追加されています。
この辺チマチマ外すのが少し面倒。
でもその面倒な小物が外側に付いているおかげで、メカBOX本体の分解はカンタンです。
分解すると、やはり原因はこのピストンのOリングでした。
スッカスカです。
以前もLCT製のAKでも同事象を経験済み。
特に何もしていないのにある日突然初速が落ちるのです。
今やエアガンの本場は台湾、香港ですが、こーゆーパッキンとかネジとか細かいとこの品質は未だにイケてませんね。
SVUのピストンはRS製SVDとも違うオリジナル部品だそうです。
両者とも長さこそ互換性のない専用品ですが、径は互換性があるので一般的なサイズのOリングが使用できます。
組み込み。
例によって写真はありません。
手がグリスで汚れてカメラを持つのが大変なのでね。
試射。
0.25g弾を使用して87.8m/sなのでパワーは0.963J。
おおっ!以前のギリギリな数値まで戻った。
でもギリギリ過ぎてちょっとヤバイか?
やっぱ分かりやすく0.2g弾で計測。
こっちの方がエネルギー(J)低いね。
これ位の数値なら、ピストンを最後退位置で止めてスプリングをヘタらせる方法で微調整しよう
時間かかるケド、使用頻度は低いから大丈夫です。
最後にナゼか2カ所だけ使われてるトルクスネジを、一般的な6角のキャップボルトに変えておきました。
今後の作業を楽にする為にね。
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