NSR50レストア⑬ハイスロ化とハンドルバー塗装

目の前なので少し気になります

市販50ccクラスでは最速と言われる伝説の原付バイクNSR50ですが、なんだかんだ言って所詮50ccなのでトルクは薄い。
走行中はスロットル全開状態が多いです。

街乗りでフツーに走っている時も加速は全開です ( ´∀` )
でもそーするとスロットル開度が気になるんですよ。

加速時はクロスミッションで軽快にシフトアップするんですが、当然シフト操作の度にスロットルの開閉が伴うワケでして、その開度が多いと手首を酷使して腱鞘炎になりそうです。

NSR50レストア⑪総合性能の高いノーマルチャンバーに戻す


ハイスロ化

スポーツバイクでは定番カスタム?になるハイスロットルに交換します。

ハイスロはスロットルワイヤーの巻取り径が太くなるので、アイドル↔全開の操作量が減って快適になるアイテム。
キタコの説明では約30%必要ストロークが減るらしいです。


まずは純正スロットルコーンを外します。

グリップは接着はされていなかったので、パーツクリーナーをグリップとコーン間にブチ込むとヌルっと簡単に外れました。


比較するとよく分かりますが、スロットルワイヤーのタイコ取付け部分が純正より外側にあります。

なのでスロットルを開ける(回転)とワイヤーの巻取り量(直線)が増えるんですね。


まぁハイスロ化自体はスロットルコーンを交換するだけので簡単に終わります。
ワイヤーの長さ調整が必要かもしれませんが大した手間でもありません。

しかしながら実はハイスロ化と同時にやりたかった作業がありましてですね、寧ろソッチが本命だったまであるワケです。


NSR50の鉄製ハンドルバーがコレがまた盛大にサビています。

視界に入る部分なので以前から何とか処理しかたったんですが、今回のハイスロ化まで待っていたんですね。


ハンドルバーの取外し

まずは17mmメガネレンチでハンドル取付けボルトを緩めます。


12mmソケットでハンドルストッパーボルトを抜きます。

コレはハンドルの回り止めになっています。


ブレーキレバー、クラッチレバー、各スイッチボックスを取外します。

左グリップも間にパーツクリーナーをブチ込んでグリグリしたらヌポンと抜けます。


コレでハンドルバーの取外しが完了です。

ハンドルバーは中空パイプでななく、中まで詰まった鋼鉄製。
流行りの闇バイトで〇フィーの仲間達が家に押し入って来ても鈍器として戦える程度の重量と強度がありますね。


ちなみに前期型のNSR50はこのハンドル取付けボルトでトップブリッジとフォークを共締めする構造ですが、後期型はこの部分が単独で固定されるよう変更されてフロント回りの剛性が高いらしい。


ついでにナメかけていた⊕ネジを6角アレンボルトに交換しました。


ハンドルバーのサビ落とし

やっと今回の本命とも言える作業に着手です。

まずは金属ブラシでざっくりギュイーン!( ´∀` )
表面のサビをゴリゴリ削ります。


本格的なサビ落としは薬剤を使用します。

コレはタンク内のサビ落としに使っていた花坂Gを再利用しました。

NSR50レストア①錆びたタンクをコーティング処理(花咲かG偏)


このまま1晩放置しましたが現在の気温は0~2℃と低くて落ちはイマイチ。

石油ファンヒーターの前で温めてから再度1晩放置します。


もう1日後

如何だろうか?
流石は花咲かGですね ( ´∀` )

あまりのサビの落ちっぷりが嬉しくて、無関係な周囲の人にも自慢してまた白い目で見られます。
この手の行為が積み重なって変態ランクが爆上げされていくワケですね?(;´・ω・)

この後は乾燥と脱脂を入念に行います。
シリコンオフが欲しい。


本塗装前の下地処理はミッチャクロンを使用しました。

この後の塗装のノリが良くなるみたいですが、無い場合と比較した事は無いので御守り程度です。


塗装は自転車整備でも使用した事があるので「染めQ」を使用。

でも「フツーのラッカー塗料にしておけば良かったかな?」とか思ったのは、ホームセンターのレジに染めQを通して表示された価格を見た後でした (;´・ω・)

性能は良いんですが、如何せん高価です。

通販だとかなり安いのでおススメです。


高価ですが染めたような渋い質感になる染めQは気に入ってます。


ハンドルバーの取付け

ハンドルバーを取り付ける際は12mmのハンドルストッパーボルトの方を先に締付けます。

ココも個別指定トルクが記載されていないので、標準管理トルク5.5kg・m(約54N・m)で締付けますが、コレはサイズの割にかなり高トルクに感じますね (;´・ω・)

ナメそうな手応えを感じるのでまた勝手に自己責任で40N・mくらいにしとこ。


次いでハンドル取付けボルトに4.5kg・m(約44N・m)のトルクで締付けます。

コッチの方が大きいボルトですがハンドルストッパーボルトより低トルクです。
ってかハンドルストッパーボルトがトルク強過ぎですか?


左スイッチボックスを取り付けます。

コレって位置決めするポイントが無いんですね?(;´・ω・)
グリップの位置を基準にしてレバーとスイッチの位置を決めました。

(2026.1.12追記)
整備書をよく見たら目印のポンチマークがあるそうです。
スミマセン (;´・ω・)


右のハンドルバーには位置決め用のピン穴が開いていますが、相手のスロットルホルダーはピンがキレイさっぱり削れています。

まぁコレくらいは「大体」で良いですよ。


スロットルコーン内側とワイヤー巻取り部にはシマノのデュラグリスを塗っておきました。

本来はスポーツ自転車用ですが色々使える万能グリスです。


最後にもう一度ビフォーアフター

ビフォーから。

ハンドルやインパネ付近は目立つので、そのサビ具合から発生する低評価は加算される方向です。


アフターですが見た目は大分良くなりましたね?

でもどうせならボルト頭も塗装しておけば良かったですね?

とりあえず気になる部分は大分減ってきましたね。

NSR50レストア⑭水温計の取付け

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