ついうっかりNSR50を激安でGETしてしまう

伝説的ミニバイクがこの手に!?(;゚Д゚)

先日Kawasaki Ninja ZX-4RRを新車で購入した後輩のブッチィィィから提案された事があります。

ブ「僕のNSR50買いませんか?」
砂「2ストの?パンパン言うヤツ?」
砂「アレって小さくて乗れなさそうだしな~」
砂「白煙噴くしな~」
砂「ちなみにいくらで?」
ブ「5万円」
砂「買います!

そりゃ即答するでしょ。

ZX-4RRの為にガレージ内を整理するので手放すらしい。
しかしブッチィィィよ、アンタ物欲とか無いのか?
転売ヤ―共に爪の垢どころかチン〇〇でも煎じて飲ませたいわ。


まずは現車を見ないとね

ってなワケでとりあえず見に来ました。

・・・(* ̄- ̄)・・・

30年以上前の原付バイクのハズですが、年式の割に思ったより綺麗ですね。
でも何このマフラー? (;´・ω・)
4スト400cc並みのサイレンサーが付いています。

ブ「前オーナーのセンスです」
砂「イカれてんな (;´・ω・)」


このNSR50はブッチィィィが仕事の都合で異動してた6年間放置していたみたい。

放置、と言ってもガレージ内で長期保管する処置がされてたのは流石メカニック。


スチール製の場所は軽いサビが見られますが、フレームとか超キレイですね。

ブ「フレームは1度塗装しています」
砂「相変わらずメンテ好きなのね」


ブ「スイッチBOXとかは純正品じゃないかも」
砂「まったく問題なし」

後日調べらた後期型NSR50のスイッチBOXみたいです。


ところでコレ動くの?(;´・ω・)

見た目はキレイでも動かないと話になりません。
砂井さんはまだ盆栽には興味は無いのです。

砂「エンジンかかる?」

減っていたクーラントを入れ点滴方式でガソリンを供給。

ブ「えいっ!」

ぱぱーんぱんぱんぱぱんぱん

6年放置されていたエンジンは何事も無かったかのようにキック1発で始動しました。
パンパンと弾けるような排気音と共に白煙が噴き出します。

あー、2ストってこんな感じだったな~。

砂井さんが高校生くらいの時は半数位の学生が原付バイクに乗っていた印象です。


タンクは流石に年数を感じます。

錆びを落として再塗装してもらおうかな?
ニャンコ大先生に ( ´∀` )


カウルには傷が付いていますが、想像していたよりはキレイです。

もっとガリガリかと (;´・ω・)


ブ「シートカウルはもう1個あります」
砂「何で?(;´・ω・)」

いや、嬉しいですが。


えっ?なに?部品もあるの?

コレもセットでくれるとか、アンタまさか天使の化身ですか。


コレってエンジンじゃね?
いや、確かに部品と言われれば部品、なのか?

ブ「ピストンとシリンダーがヤラれてますが、新品ピストンとかあります」
砂「あざっス」

スペアエンジンまでGETしちゃった。


その他シールとかホースとか配線とか小物類もあり過ぎて把握できません。

ブ「当面のメンテに必要なパーツはあります」
砂「何だ、ただの神か (* ̄- ̄)」


他にもビッグキャブやフェンダーとか、予備パーツがざくざく発掘されます。

今全てのパーツを把握するのは不可能と判断しました。


ちょっと落ち着こう

雰囲気を掴むためタンクとカウルを仮止めしてみます。

・・・(* ̄- ̄)・・・

カッコいい、ってかカワ(・∀・)イイ!!


昔懐かしい学生時代の記憶が蘇ってきます。

当時は沢山2ストバイクが走ってたな~ ( ;∀;)ホロリ

いや、砂井さんは乗ってなかったですケドね、原付。


当然の事ですが、悩む要素が無かったのでお持ち帰りします。

ハイエース乗っててヨカッタわ~ ( ´∀` )


自宅

順風爛漫に見える今回の棚ぼた案件ですが、まったく問題が無いワケではありません。
そう、人類共通の案件であろう事は疑いようもない、いわゆる格納場所問題ですよ。

軽くて小さくてプレミア価格のNSR50を屋外に置いておいたら、関東圏なら間違いなく1週間で盗難されそう。

とりあえずXJR1300専用簡易ガレージに入れるも、狭いので超絶ジャマです。
これだとXJR1300出せない (;´・ω・)


一時保管なのでまさかの自室保管にチャレンジ!

うん!これなら全然邪魔だわ!!


今一度細部を確認してみる

まずはフレームナンバーを確認します。

AC10-12xxxxxxxはネットで調べると89年式らしい。


エンジンナンバーのAC08E-20xxxxxxは87年式の初期型です。


このカウル類は93年式のモノでした。


配線類はフロントカウルの内側にあります。

剥き出し状態なので弄るのは簡単そうです。


フロントブレーキは引きずってました。

ブレーキのシール類とマスターはオーバーホール済み、と聞いていたので簡単な整備で直ると予想、ってか直って欲しい (;´・ω・)

部品の交換はしなくて済みそう。


エンジン回りは、パッと見た感じはキレイです。


エンジン下部はイガイガしてますが、コレはクーラントが漏れた跡?

オイル関係ではなさそうなので後で洗浄します。


しかしこのマフラーは何なのよ?

小さいサイレンサーが2ストバイクの特徴だと思います。


あとチャンバー出口の太さね。
こんな激太じゃパワーでないでしょ?

ブ「分解すると内部は細いんです」
砂「太いのはカッコだけなのね」


(。´・ω・)ん?

更に問題を発見したかも (;´・ω・)


激太マフラーを支えているステーが破断しているのを発見。
破断面を見ると塗装されているので結構前から割れていたのかな?

ブ「ステーをグラインダーで切断したらしいですよ」

確かによく見ると破断面に見える部分は上下の形状が違って合わないですね。
この変なマフラーに合わせる為に、ステーの位置を強引に動かしたのかな?


タンク内部は下部にソコソコの、上部は中程度の錆があります。


POSHのRacing CDIが付いていました。

評判の良い定番アイテムらしい。


変な形のバッテリーは中華製でした。

配線が出ているタイプは初めて見ましたよ。


バッテリー電圧は10.1Vと流石に弱ってますね。


劣化したバッテリーでも回復充電可能なOptiMate4 Quad Programで活を入れてみます。


一晩充電したら少々劣化気味な判定。
しかしもう一晩充電したら良好に変わりました。

試走する程度なら大丈夫そうです。


さて、実家に持って帰るまで結構な日数があります。

このまま放置するのか?( ̄ー ̄)ニヤリ

NSR50の錆びたタンクをコーティング処理①花咲かG偏

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