リトルカブにカブ90ccエンジンを再換装!

90エンジンは50ccカブの最終形態だと思う

砂井さんのリトルカブはノーマル50ccからキタコ75ccボアアップを経て、最終的にニャンコ大先生から借りたカブ90のエンジンに換装していました。

しかしながら借用期間が終わったので渋々75ccエンジンに戻していたんですが、このエンジンのキタコ製ハイカムの音とトルク不足が不満なんですよね。
ハイカムはどうしても消えないタペット音が煩いし、加速が鈍くて自動車の流れに乗れないのは地味にストレスです。

しかしニャンコ大先生との交渉を続けた結果、一度返した90エンジンを正式に譲って貰える事になりました。

言ってみるモンですね ( ´∀` )

リトルカブの75ccエンジンと交換するのが条件でしたが。

残念ながらリトルカブのエンジンを75ccに戻しました


このリトルカブのエンジンもかなり丁寧に弄っていて、1999年式の割にキレイな極上品だと思います。

でもハイカムの音がね~ (;´・ω・)
でもノーマルカムだと全然パワー出ないしね~ (;´Д`)

コイツもニャンコ大先生のオモチャになるワケか。
でも90エンジンの魅力には勝てません。


ヒャッハー!ヽ(゚∀゚)ノ しながら猫ガレージへ

ニャンコ大先生の気が変わらないよう、約束した日の週末に急いで突撃する事にしました。
んで猫ガレージへ到着すると何やら見慣れぬバイクが?

ま、さ、か (;゚Д゚)?


カワサキのKLX230SMです。
SMはオフロードのKLX230をベースにしたモタード仕様ですね。

 

・・・(* ̄- ̄)・・・

 

ロードタイヤに換装したセロー250も持ってなかった?(;´・ω・)
何で同系統のバイクを増車してしまったのか?

猫「ジャンルが違う」
砂「同じに見えますが (;´・ω・)」

常人には理解不能の境地ですが、万が一にも理解できちゃった場合はニャンコ大先生と同じ思考回路、って事なので人として終わってるレベルでヤバい。
理解できないのが正常なのです。


換装作業

まぁエンジンの換装なんて数回目なので、作業行程とか必要トルクとかは他の記事を参照して下さい。
今回はチャチャっと終わらせたいと思います。

希望的観測です。


まずはエンジン降ろしからです。

インテークマニホールド、マフラー、ステップ、ドライブスプロケット、電気配線関係を取外します。

もう慣れたモンですよ。
この程度の作業なんて目をつむっても出来る、ワケねーでしょ?(;´・ω・)


90エンジンの準備

カブ90エンジンは前回換装した状態のまま放置されていました。
なので猫の毛物体Xにまみれていす。

実は前回このエンジンを降ろした時に気が付いたんですが、中華製オイルシールからオイルリークしていてちょっと汚い。

まず拭こう!綺麗に拭こう!(`・ω・´)

このエンジンはヤフオクで買ったノーマル中古90ccに、タイカブ用4速ミッションを組み込んだモノです。

カブ90のエンジンを4速化してみる①


信頼性より面白さ?を優先しちゃうニャンコ大先生には、信頼性のある国産シールを使用するいう堅実な選択肢はありません。

そして面白くもなんともありません (;´・ω・)

とりあえずオイルシールは猫ガレージにあった中華製の新品に交換します。
次回漏れたら国内メーカー製にしよう。


オイルシールは漏れた跡のあるドライブシャフトとキック部分のみ交換しました。


オイル汚れを簡単に落とした90エンジンを搭載します。


シリンダーにも刻印されていますが、ホンダ純正90ccエンジンは実際85ccです。

ボアアップ仕様は約74.9ccなので排気量は実質10cc程度しか変わりませんが、バルブ径やピストンストロークの違い等で実際は排気量の差以上に違いがあります。

90ccエンジンの方が全然トルクがありますよ。


あ、以前作った配線変更用アダプターからシフトポジションの配線が抜けちゃった。
ニャンコ大先生、早く直してください。

猫「直った!」
砂「1速でトップギアライトが点きます!」

猫「直った!」
砂「今度は3速でトップギアライトが点きます!」

猫「直った!」
砂「まずは頭を治してください!」


トルクのある90ccエンジンでは75ccより1段重いギアが回せます。

なのでドリブンスプロケットを39T→37Tに変更。
スプロケの小径化に伴いチェーンも2コマ短くしました。

ちなみにドライブスプロケットは75cc化の時点でノーマル14Tから16Tになっています。


雨上がりの道を爆走してみます。

ハイギアード化しても(75ccと比較したら)全然トルクフルです。
2速や3速にギアダウン後の再加速もスムーズで、しかもエンジン音は静か。

文句なしです!(`・ω・´)

キタコ75ccボアアップでは圧縮比が上がるのでハイオク仕様ですが、ノーマル90ccは当然レギュラーガソリンなので経済的。
あくまで75ccボアアップエンジンと比較した場合の話ですが、敢えて90ccのデメリットを上げるとしたら高回転時の振動が多少ですが大きくなる事と、燃費の悪化だけですね。
ロングストローク+排気量⤴になったので、仕様の変化がそのままストレートに出ています。

正に通勤快速!( ´∀` )
50ccのフレームではこの90cc化が最適解でしょう。
これ以上のパワーを望むならカスタムではなく、125ccクラスのバイクを買った方が安くて安全だと思われます。

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