XJR1300のウインカーリレーを交換してALL LED化に備える

ウインカーをLED化する為にLED対応リレーに交換した時の話

既存のフィラメント球ウインカーをLED化するには抵抗入りLEDバルブにする方法と、LED対応リレーに交換する方法の2種類あります。

耐久性の高いノーマルリレーを流用出来る抵抗入りバルブの方が信頼性が高いみたいですが、発熱は増えるし消費電力も大して変わりません。
今回は全体の省電力化もしたいのでLED対応リレーに交換する事にしました。

既に全ライトをLED化しているリトルカブは安価な中華製リレーを使用していますが、今のところノントラブル。

XJR1300では少し信頼性が高そう?なデイトナ製のウインカーリレーを選択しました。

他にもダブルフィラメント対応型やアース付きモデルも選択出来ます。
また標準で縦横両方向に挿せるラバーブラケットが付属し、アダプターで2種類のピン形状に対応していて非常に汎用性が高い製品だと思います。


アダプターで平型に、外せばL字端子に対応するハーネスが付属。

ネットで調べた限りXJR1300はL字端子の方が多いらしいですが、断言出来ないのでこの仕様は助かります。


ラバーブラケットには90°向きが違う差し込み口があるので縦横どちらでも取付け可能。

地味に便利な機能ではないかと ( ´∀` )


早速取付けます

リレーの交換なんて一瞬ですよ。

レベル50でスライムを相手にするくらい簡単過ぎて欠伸が出ますわ~ ( ´∀` )

XJR1300では左カバー内にウインカーリレーがあるそうです。


カバーはアレンボルト1ヵ所とグロメット2ヵ所で固定されています。

CAPボルト1本外し、グロメットに刺さっているピン部分2ヵ所を優しく引っ張ればOK。


簡単にぱっかーんしました。

さーて、ウインカーリレーはドコかな~?


ここでまさかのトラブルが!!

ウインカーリレーが無い!(;゚Д゚)マジデスカー

ウインカーリレーどころか他のリレーの姿もありません。

位置が間違ってるのか?と思ってネットでニャンコ大先生と2人がかりで調べまくるも、やはり「左カバー内」としか出てきません。


ちょっとハーネスとかズラして徹底的に探索しました。

本来ならバッテリー横の黄▢辺りにあるはずなんですよね。

どう見てもヒューズしかない (;´・ω・)


シート下も確認しましたが、やはりバッテリーとヒューズしかありません。

他と比較すると1回りデカいスターターリレーと間違えるハズはないしな~。


右側

まさかな~、と思いながらも反対側の右カバー内も探索する事にしました。


コチラ側は以前グリップウォーマーを付けた時に作業しています。


あっ!このリアブレーキリザーバー奥にあるリレーが怪しくない?

いや、コレは以前作業したヘッドライトリレーでした (;´・ω・)


いやいや、目の前のリザーバー横にあるリレーを見ると「毎秒85回」って書いてあります。
接続された配線も2本。

もしかしてコレがウインカーリレーじゃね?

目の前にあり過ぎて気が付かなかった。
コレが「灯台下暗し」ってヤツか。
ちなみに「灯台下暗し」と「大正デモクラシー」って似てるよね?

でもなんで右にあるんスか?(;´・ω・)


まぁイイか (* ̄- ̄)

恐らくコイツだと思うウインカーリレー。

試しにこのリレーを引っこ抜いてウインカーを作動させると、見事に点灯しません。

間違いなくコレがウインカーリレーでした。


とりあえずモノは判明したので、早速デイトナのLED対応リレーと交換します。


純正リレーはL字コネクターではなかったので変換ハーネスを使用します。


こうね。


作動点検も異状なし。

今は純正フィラメント球のままですが、左右ウインカーもハザードも問題なく点灯するのを確認しました。


正常作動を確認したのでリレーも元の場所に戻します。

・・・(* ̄- ̄)・・・

でもこのリレー、ホントにこの位置で間違い無いですか?(;´・ω・)


右側に収まったLED対応リレー。

コレでウインカーバルブをLED化する準備が出来ました。
でもICリレーは故障率が高いので、耐久性だけ少し心配ですね。
今回はここまでにしておきます。

 

・・・(* ̄- ̄)・・・

 

そもそも何故「右側にウインカーリレーが配置されていたのか?」という問題についての最終見解は、もう触る事は無いだろうし「見なかった事にする」、とういう結論に至りました。

猫「別にいいじゃない?( ´∀` )」
砂「ウインカーはちゃんと動くしね ( ´∀` )」

段々と”現場ネコ”化が進行している気がする (;´・ω・)

XJR1300のウインカーバルブもLED化

2 Comments

  1. フルLED化で気になりましたのでコメント入れました。
    知人のCB1300(キャブ最終型)をヘッドライト、テールランプ、ウインカー、メーター照明、インジケーターなど全てをLED化した所、レギュレーターが壊れました。
    消費電力が極端に下がった事が原因です。ヘッドライトとテールランプを元に戻したら壊れなく成りました。
    自分のビューエルXB12SSもヘッドライトとテールランプをLED化した所、レギュレーターの温度が以前より熱くなっている事が確認できました。
    リトルカブは総LED化して1年以上使用していますが問題は出ていません。
    大きいバイクは発電量も大きいので注意した方が良いと思います。

    • キャブ太郎さん、コメントありがとうございます。
      実は私もCB750で同様の事象を聞いた事があり、またネットで調べてもLED化によるレギュレーターの故障事案が、特に古いバイクで散見されますね。
      私のFI仕様のXJR1300の純正テールライトは標準でLED仕様、またCB1300と違いウインカーは常時点灯しません。インジケーター灯は誤差の範囲なので実質ヘッドライトの消費電力が一番影響があると思います。
      このバイクにはドラレコ、シフトインジケーター、油温計、グリップウォーマーが追加されているので、消費電力は多少上がっています。
      照明をALL LED化した現在の消費電力が、レギュレーターの調整範囲内であれば問題無いんですが、正確には判断できません。

      更にレギュレーターが壊れた事例を調べると、エンジン運転中の電圧が上昇している事案が多かったと思います。
      XJR1300ジェネレーターの公称出力は14.2~14.8Vですが、今現在の電圧計による実測値はアイドルでも走行中でも14.6~14.7Vで安定しています。
      あくまで予想ですが、現在XJR1300の電圧はレギュレーターの調整範囲内である、と予想しています。
      でも確かに心配なので電圧計を兼ねた油温計を装備して常に監視している次第です。

      キャブ太郎さんの様な実体験を伴う貴重なご意見は、経験の少ない私には大変ありがたく、今後の参考にさせていただきます。

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