キャンプシートバッグPRO(LLサイズ)で大量の荷物を積んでみる

XJR1300でキャンプツーリングを夢見たい

先日は新潟に宿泊を伴う用事がありました。
高速道路を快適に走行するため、ビキニカウルを装着したXJR1300でお出かけですが、その際使用したのがDaytonaヘンリービギンスのキャンプシートバッグPRO DH-745です。

1泊2日の宿泊にはオーバースペックですが、将来のキャンプツーリングを夢見ているワケです。

XJR1300に激安ビキニカウルを付ける①(加工編)


このキャンプシートバッグPRO DH-745ですが、現行品はDH-760 PRO2にモデルチェンジしています。

型落ちだったコレが激安で販売されていたので(実はバイクを買う1年も前に)GETしていました。

荷物が少ない時でもバッグが型崩れしないように内部に補強が入っているでしっかりした作りですが、その分重いですね (;´・ω・)ズッシリ


PROシリーズから内装がレッドになっています。

最初に見た時は違和感を感じたものの、小さいモノでも見つけやすくなる効果があるそうで、何だかんだですぐ見慣れます。

人間の環境適応能力は結構バカに出来ません。


とりあえずバッグの形にトランスフォームしました。

補強のお陰で内部が空でも四角い形を維持しています。


確かに中が赤いと見やすいですね。

各面の部分には変形防止用の補強版が入っています。


このバンドは荷物が多過ぎる時の型崩れ防止用。

後から判明した事ですが、リアシート上に設置したこのバッグは砂井さんのおケツにタッチしちゃうので、このベルトでバッグの前後幅を少しでも細くした方が良いです。

でもまぁそれも焼け石に水ですが。


両サイドも解放可能。

ココにも変形防止用の補強版が入っています。


この両サイド部分は拡張可能になっています。

この機能で55ℓから70ℓへと約27%拡張可能。

バッグの横幅がグーンと伸びる格好になります。


両サイド部分を拡張した際、バッグ両端が重さで垂れ下がって来るのを防止するため、サイド部分の補強版を拡張してた底面に配置可能。

垂れ下がりを軽減できます。

今回は1泊するだけなので容量的にはオーバースペック。
当然拡張機能も未使用でOKです。


底面にある赤いテープは、近年流行してる小さいリアシートでも確実に固定出来るようにするデイトナ製シートバッグの目玉機能。

このテープ部分にリアシートを差し込むと前方へズレる事がなくなり、固定力がアップします。

実際バッグをバイクに固定した際に判明したんですが、コレはイマドキのバイク向けの機能です。
今では古いデザインになる、テールの大きいXJR1300には使用不能でした。


サイドにはポーチが標準装備されています。

使用頻度の高い小物はコッチにINした方が勝手が良さそうです。


このポーチの中に色々な小物が入っていました。

バイクに取り付けるバンドと肩掛けベルトです。


反対側にも大きめのポーチが付いています。


コチラにはレインシートが入っていました。

結構大きいので他に入らないかな?


トップカバーには薄いポケットが付いています。

書類やマップ類を入れるのかな?


持ち運ぶ際の取っ手が両サイドに付いているんですが、配置的に必ず両手を使う事になります。
片手で持てないのはちょっと不満点。

デザインってか構造上仕方ないのか。


ショルダーベルトがあるので、長距離の運搬はコイツでカバーですね。


バッグ全面にはパルステープが付いています。

コレはミリタリー系では標準になっているモールシステムに良く似た、ってかそのまんまモールシステムです。

カラビナや他のバッグ等、色々追加出来る便利システムで、当然ミリタリーグッズも取付け可能。

思わずAKマガジンとか付けたくなりますね。


コレがミリタリー用のモールシステム。

サイズは同じなので各ポーチ類を流用可能。

サバゲー用ポーチも数多くの種類があるので、バイク用品に限定されず幅広い選択が可能になります。


とりあえずサバゲー用のグレネードポーチを付けてみる。

・・・(* ̄- ̄)・・・

デザインが合えば小物用に便利か?
とりあえず優秀な拡張性なのであって困る事はありません。

使い方はアイデア次第。


実際に搭載してみる

早速XJR1300に搭載してみよう。

そしていきなりの洗礼を食らいます。

近年のスタンダードであるお尻の短いスタイルではく、往年のネイキッドスタイルなXJR1300のテールカウルとリアシートは巨大な面積を誇ります。

このワガママボディーには固定用の赤いベルトはハマりませんが、コレは元々小さいリアシートでも確実に固定する為の機能。
XJR1300の広いシートにはこの様な軟弱な機能など不要!
と強がってみる。


現行モデルのPRO2にはX型のイージーリングベルトが付属していますが、先代モデルとなるこのPROにはありません。

従来通り4本の固定ベルトを使用します。

イージーリングベルトは簡単に着脱出来て便利ですが、重量物の固定には向きません。
実際PRO2も4本ベルトと併用するように指示されているので、無くても大きな欠点にはならないと思います。


XJR1300には標準で積載用ベルトを掛けるフックが沢山あります。


しかしキャンプシートバッグPROの様な重量級バッグを固定するのに、この様な突起部分にベルトを掛けるのはおススメしません。

コレだとベルトが少し緩んだだけで、スッポリと外れてしまう確率が高いからです。


なので前方はタンデムステップのステー部分にしっかり固定。

ベルトの端はリング状になっているので固定も簡単です。


とりあえず前方部分だけ仮固定しておきます。


問題は後方ベルトの固定場所です。

バッグを固定するのは可能な限り「八の字」、つまり前後に広い方がズレ防止になります。

でもバッグ後端から後方へはピンタイプ以外はこの可倒式フックしかありません。


コレも丈夫なスチール製ですが、重量物をそれなりに固定するには結構な力でベルトを締める必要があります。

・・・(* ̄- ̄)・・・

コレ、曲がらん?(;´・ω・)


苦肉の策として、後端ベルトは丈夫な固定されたフック部分へ結びました。


しかしこのフックはバッグの真下に位置するため、このままベルトを締めてもバッグの前後方向への固定力が生まれません。

前方へズルズル移動する未来しか見えません。


解決策として、タンデム用グラブバーを経由してベルトを投資ました。

バック側からすれば後方へ引かれるベルト位置になり、固定に問題ありません。


固定完了の図。

リアキャリアは無いのでリアシートに搭載するスタイルになっています。


シートには余裕があるように見えますが、184cmを誇る砂井さんのワガママボディーでは腰にバッグが当たります。

結構シート後方へ座っているので仕方なし。

一般的なジャパニーズ体形の方は問題無いと思われます。


完成したばかりのビキニカウルとキャンプシートバッグで、いきなり高速道路デビューなのですよ。


高速道路で新潟までGO!

突貫工事で仕上げたビキニカウルが良い仕事をしています。

当初バッグの固定が心配でしたが、1〇0km/hでも大丈夫でした。


走行から約1時間後

早めの休憩でSAに寄りました。

各部の点検をします。


やはりちょっと緩んでいますね。

シートは前下がりになっている&赤い固定ベルトが使用不能、って事で少しずつ前にズレてきます。

エンジンや路面からの振動を受けて緩んでくので、休憩毎の点検と増し締めは必須かと思われます。

バッグを後方へ戻し、ベルトを「えいや!」って締めて完了。
高速道路では走行中に異常を感じても停止出来ないので、各休憩ごと行う点検は大事ですね。


新潟に到着

約3時間40分で新潟に到着。

自動車より遅いタイムですが、頻繁にSAで荷物点検風圧で平均速度が遅いので仕方なし。

ハイエースでは平均1〇0km/hで走行しますが、バイクではせいぜい100km/hの安全運転です。


新潟に帰ったら醬油ラーメンは外せません。
新潟は醬油ラーメンの聖地なのですよ。

最近は「〇〇豚骨」とか多くなり、純粋な醬油ラーメンは少なくなりましたね。

パンチはあるんでしょうが、王道かつ本物の醤油ラーメンはマジ美味いですよ。


ごりらっくまさんのお土産の洗礼を受ける

帰省したついでにお世話になったごりらっくまさんは、最近世間をお騒がせしている熊の仲間。

誤って猟友会に駆除されないか心配ですが、猟友会の方が狩られる確率が高いので問題ないか?

そんなごりらっくまさんからお土産にと革ジャンとか貰ったのは良いですが、何てったってバッグに収まりません (;´・ω・)

ココは拡張&バッグ外積載で凌ぎますよ。


という経緯でこの様な姿になりました。

固定には問題ありません。


問題は別にアリ

バイクに荷物を積載するのには当然ルールがあります。
道路交通法には、

  • 積載物の長さは乗車装置または積載装置のプラス30cmまで
  • 積載物のは乗車装置または積載装置のプラス30cmまで
  • 積載物の高さは積載した時に地上から2mまで
  • 積載方法は乗車装置または積載装置の前後30cm、左右15cmを超えないこと

左右15cmを超えない? (;´・ω・)

超えてない? (;´・ω・)

いや、多分気のせいだな!


サイドにある例の垂れ下がり抑止補強版をセットし忘れたので、みっともなく垂れ下がっていますが、固定には問題ありません。

しかし荷物を積載する時の「左右15cmを超えない」って、普通のバイクじゃ無理じゃね? (;´・ω・)

調べてみると左右に付けるパニアバッグは”積載装置”と扱われるみたいなので、この拡張機能を使うにはパニアかサイドバッグの併用が前提なのでは?


このバッグ単体の機能としては満足のいく製品です。

今回唯一?の問題となった拡張機能ですが、バッグの上部と後方には余裕があるので、追加搭載は拡張機能を使用せず外部搭載で行こうと思います。

コレでキャンプツーリングとか行くのが夢 ( ´∀` )

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