Daytonaヘンリービギンスの小型シートバッグDH-722をXJR1300に取付ける

XJR1300のシート下収納は絶望的

バイクに乗る時ちょっと困るのが財布や免許証、いわゆる貴重品かつ小物ってヤツの収納ですよね?

えっ?砂井さんだけ?(;´・ω・)
そんな事ないよね?とハラハラしながら話を進めます。

寒い時期なら服を着込むので、小さい貴重品程度なら入れられるポケットがあるのが普通。

でも薄着の時期だとちょっと困ります。

今は真冬ですが今後の事態も考慮し、あまり乗れない期間のうちに準備万端にしたいワケです。

バイクならシート下に多少の小物を入れるスペースがあるモンですが、XJR1300のシート下スペースは「収納スペース」と呼称する事すらおこがましいレベルの激狭物件なのです。

これだけデカい図体してるのにね。

でもまぁシート下スペースが少ないのはXJR1300に限った話じゃありませんが。


収納スペースを観察すると既に車検証、車載工具、ETC、ドラレコ本体が居座っているので余剰スペースはほとんどありません。

あとはチ〇ルチョコ7個分くらいのスペースしか無いんじゃね?(;´・ω・)

リアサスがツインショックならシート下にはもっと余裕があると思うんですが、足着き性を優先してシートを限界まで下げた構造なのか?

ここは”大量のサツマイモが入る”事でも有名なGSX1400の収納力を見習って欲しい。
気になる人は「さつまいも GSX1400」でググってね。

そんなワケでもう少し荷物が載るようにしたいと思うんですよ。


本題に入ります

無いモノねだりしても解決しないので、ココはメジャーなシートバッグを試してみます。
散々悩んだ結果、普段使い用はバイクのデザインを極力崩さない小型のモノを選択。

ヘンリービギンスの小型シートバッグDH-722です。

バイク用品専門メーカーであるデイトナの製品はよく専用に考えてあるモノが多いですね。
このシートバッグは某通販サイトのブラックフライデーで33%OFFと激安で購入しました。


シートの傾斜に合わせる様に角度の付いた台形のバッグです。

バイクに付けっぱなしでも違和感が無い絶妙なカタチなのか?


容量は7~12リットルの可変タイプ。

ファスナーを開けば上方向に容量を増やせます。


構成品は肩掛けベルトにレインカバー、取付けに使用するイージーリングベルトです。


イージーリングベルトは20mmタイプ

このX型のイージーリングベルトはここ最近のヘンリービギンズのシートバッグに搭載されているモノで、ベルトをシートに挟むだけでバッグを固定可能にする便利機能。

なので荷物固定用のフックとかが無いバイクでも簡単に搭載出来るという、まさに夢の様な機構なのです。

と言っても他社製品にも似たような機能のバッグはあるので、別にヘンリービギンズの専売特許ではありますせん。


実車に取付け

早速XJR1300のシート下にイージーリングベルトを配置してみました。

とりあえず最初は何も考えず乗せてみます。


すると何という事でしょう?

シートをロックするフレームのジャマになってシートがロック出来ません。


更にこのバイク、シートの後端に何故か10mmくらいのスキマがあるんですよ。

シートが経年劣化か何かで反ってんのかしら?

シート裏には突起が数ヵ所あるのでイージーリングベルトが後方に抜ける落ちる事は無さそうですが、ベルトをステーに通しておけば間違いないですね。

どしゃぶりの雨に降られたら内部に浸水しそうでコワいけど (;´・ω・)


対策

それならシートを固定するステーの下を通そう。

ロックのジャマにはならないし、万が一ベルトが大きく緩んでもすぽーんと抜け落ちるという最悪の事態は防げる2次的要因も追加装備です。


シートで挟まれたイージーリングベルト。

「挟む」って言ってもXJR1300はシートとフレームの圧着が無い、ってか隙間があるくらいなのでこの時点ではスッカスカのユッルユルです。


とりあえずバッグを固定してみます。

シートバッグはXJR1300の幅広シートと同じくらいのサイズなので違和感は少ない?


やはり前後⇔に少し動きます

でもベルトの固定位置の関係で前に5cmくらいはズレちゃいますね。

この位置まで前進するとおケツにタッチします (〃д)イヤン

シートとベルトがキツキツに挟まれていればこんな問題は発生しないのかな?

・・・(* ̄- ̄)・・・


すぽ━(゚∀゚)━ん!と浮かんだ解決策

丁度良い解決方法を思いつきました。

幸いにもXJR1300には積載物を固定するためのフックが沢山付いています。

シート下から出ているイージーリングベルトはスッカスカなので、後ろのベルトを後方のフックに通してみました。


すると何と言う事でしょう?

フックを介した後方フックはその位置関係からバッグを後方へ引く作用が働きます。

前方のベルトは内部でステーをくぐらせているのでコレ以上後ろへは下がりません。
バッグの前後位置の固定は完璧になりました。

コレならハイサイドであの世まで吹っ飛んでも外れる事は無いでしょう。


欠点?

でも一つ残念な点があるんですよ。

ヘンリービギンズのイージーリングベルトにはベルト幅が20mmと25mmの2種類があり、DH-722等の小型バッグ用の20mmベルトは全てオスになるので、バッグを外した状態ではブラブラの自由人になるのです。

中型サイズ以上のシートバッグPRO2とか上位モデルでは、イージーリングベルトが25mm幅になっていて、オスメス互い違いになっています。
これによりベルト同士を繋げて固定する事が出来き、更に同社のバッグを連結する機能まであります。

なので他の上位モデルのバッグを持っていてもベルトの共有は出来ません

この辺は同一形状の方が利便性が良かったな、とは思いますね。


そんなワケでバッグを外して店内とかに持ち込む場合、バイクにはだらしなくブーラブラしたベルトが残ります。

まぁ見た目の問題なので実用性には大して問題無いんですケドね。


搭載時の全体像を確認

・・・(* ̄- ̄)・・・

(-ω-;)ウーン、まぁソコソコの存在感かな?

なるべく目立たない様にと小さいバッグにしましたが、目がバッグに行っちゃうとバッグ付いてるぜ!感は隠しきれずバリバリバリオスですね。

でもまぁパっと見はバイクのシルエットをギリギリで崩さないレベルですか?


リアキャリアを追加してバッグやボックスを付けるよりは違和感が少ないでしょう。

コレには貴重品ではなくカッパとかグローブとかを入れる予定です。

貴重品はまた別のブツに入れる計画なのよ~。

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