リトルカブ90のギア比を最適化

トルクアップした分ハイギアード化

90エンジンに換装したおかげで全域でトルクアップしたリトルカブさん。

現在はとりあえずギア比は75ccと同じ16:39のまま走行。

でも4速でも力強く加速するのでもう少しハイギアード化しても良いかと思いました。

リトルカブに4速化した90エンジンを載せる


ドライブスプロケットの16Tは多分限界サイズ。

これ以上大きく出来そうにないので必然的にリアのドリブンスプロケットを小さくします。

リトルカブはノーマルの41Tから39Tに変更していましたが、今回は37Tにしたいと思います。

正直35Tくらいでもイケそうでしたがチェーンの張りも調整幅が限界近かったので止めました。


マフラーのステー部分だけ外しておきます。


リトルカブでは車軸とマフラーが被っているのでマフラー取付けステーを緩めておく必要があるのです。


チェーンカバーを外しておきます。

スプロケット交換の手順については過去記事↓からお願いします。

リトルカブの高回転焼き付き対策?


と言う事でサクッと分解。


カブはスプロケット部がリアホイールから分離します。

この構造なのでスプロケット交換が少し面倒?


39Tと37Tなのでその差は2T。

でもそれ以上に小さく見えますね。


スプロケットが小さいと抑えるのが大変です。

37Tに規定トルクで締めるのは一人では無理でした。

2人居るとラクです。


あとはチェーンを張れば終わったも同然ですね。


チェーンラインを確認。

でも目視じゃ分かりませんね。

数ミリはズレているハズですが見なかった事に。


さて、チェーンを適正に引いてと、

・・・(* ̄- ̄)・・・

何かいっぱいいっぱいですな。


チェーンテンションはギリギリ適正値に出来ましたが車軸は調整範囲を超えています。

これはアレですね。


チェーンカット

最初からしとけよとも言う。

自転車用のチェーンカッターは持っていますが生憎バイク用は持っていません。

なのでまたまたニャンコ大先生ファクトリーにGO!


カブのチェーンにはクリップがあるのでプライヤーを使って簡単に外れます。


チェーンカッターで1コマ切ります。

中華製の激安カッターではピンを押し込むポイントがズレやすくて使いにくそう (;´・ω・)


はい切断。

チェーンは外プレートと内プレートが交互になった構造。

なので内外1セットで1コマです。


クリップ式は取付けも簡単です。

チェーンを繋ぐのにスプロケットを利用するのはバイクでは当たり前ですか?

自転車整備では初見になるテクニックに関心する砂井さん。

ニャンコ大先生もたまには良い事もします。

極たまにね。


内側からリンクピンを入れて~


対になるプレートで挟んで~


クリップをプライヤーで取付けますが、クリップの取付け方向には指定があります。

チェーンの回転方向に対してU字クリップの開いてないてない方を前方に向けます。


カチッと手応えがあるトコまでしっかりと挟みます。


こうね。

繰り返しますがクリップの開口部が回転進行方向と逆向きになるのが正解です。


そしたらもう一度テンション調整です。


タイヤも組んじゃおう。


適正テンションに調整完了。


調整幅の丁度真ん中でイイ感じ。

将来エンジンと39Tスプロケを元に戻したとしても対応可能です。


ついでにジェットも調整

ちょっとフケ上がりがもたつく事があるのでジェットを1サイズ小さくしてみます。

MJは102→100へ。


SJは42→40へ。

(。´・ω・)ん?

いままで付いていた42番に何か付着物が。

この物体Xが何かは不明でした。


もう100km以上は走ったのでフラッシング用と割り切っていたDCMブランドのオイルはお役御免。


カブならやっぱG1でしょう ( ´∀` )

気温30℃オーバーでの油温は90℃に達していましたが、G1に交換後は76℃程度になりました。

オイルでも結構温度は変わるのね。


スプロケット交換後はちょっとだけ最高速アップ。

4速でもまだグイグイ加速するので平地Onlyなら36~35Tくらいでもイケそうでしたが、所詮は原付1種のフレーム。
あのブレーキと足回りではこれ以上最高速を伸ばすと危険な気がするし、トップギアでもある程度のトルクを確保出来て陸橋程度の登り坂なら余裕。

基本は通勤だし、いざとなれば郊外国道で自動車の流れにも乗れるのでこの状態で満足しています。

なので37Tよりハイギアード化する予定は今のところありません。

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