ハンドル交換でXJR1300の乗車姿勢をスポーティーにしたい

もっと低く!もっと遠くへ!!

XJR1300はビッグネイキッドとはいえその乗車姿勢は大きくありません。
車体が大きくても日本人の平均身長である170cm前後の人でも無理なく乗れるポジションなのです。

すると身長184cmの砂井さんでは姿勢が窮屈なワケですよ。
シート高とステップ位置からくる足の窮屈さもアレですが。


標準のハンドルは当時のビッグネイキッドでは平均的であるアップライトなバーハンドルです。

上半身は直立に近くて長距離走行はラクラク~。
でもスポーツ走行で伏せると途端にハンドルが高くて邪魔になります。


とりあえずMRAのスクリーンを外します。
ちなみにこのスクリーン、極寒の冬時期や高速道路を走行する時には最高の防風性能です。

MRA製ヴァリオツーリングが想像以上の防風効果でビックリしたなーもう!


じっくり観察してみる。

ハンドルは水平じゃなくて僅かに下向きに取り付けられています。


スイッチボックスは僅かに上向きですね。


養生テープを使って現在の取付け位置と角度を保存しました。


(ハリケーン公式HPより引用)

XJR1300純正ハンドルのスペックです。
コレを基準にカスタムハンドルのサイズを探っていきます。



(ハリケーン公式HPより引用)

数日かけて決めたのはハリケーンのフラットコンチ1型。
純正ハンドルより30mm低く、25mm遠い設定になります。

ハンドルの選択には純正スロットルケーブルやブレーキホース類の交換が不要な、ポン付け出来るサイズを選んでいます。


数日後

厳選したハンドルが届きました。

全然関係の無い話ですが、ロードバイク等のスポーツサイクルのハンドルと比較すると、バイク用のスチール製ハンドルって滅茶苦茶安いですね。
ロードバイク用ならアルミ製なら1万円弱、カーボン製にもなると数万円しますからね。


ハリケーン製P7/8 フラットコンチ1型はスチール製。
外径22.2mm、内径18mmとなっています。

ホントは純正と同じメッキ仕様が欲しかったんですが、生憎と在庫が無かったので今回はブラックに。


純正ハンドルの取外し

早速ハンドル周りに付いている部品を取外していきます。

あ、作業前にタンクを養生しましょう。
工具や部品を当てて傷が付かないようにです。
今回は安くて古いナンチャッテMA-1ジャケットを被せました。


右側をサクッと取外します。
特に問題になる点は無かったです。


左グリップは隙間からパーツクリーナーを噴いて渾身の力で掴んだら回りました。

通常なら接着されていてカッター等で切断しないと外れにくい左グリップですが、コイツにはエンデュランス製のグリップヒーターが付いて、アルミ製テープを貼って太さを調整して圧入する固定方法が指定されているので比較的容易に外せました。

スロットルの重さはロースロ化で解決出来ないか?③グリップヒーター交換編


ちょっと並べてみます。

先ほども書きましたがハリケーン製フラットコンチ1型は純正ハンドルより30mm低く、25mm遠くなります。
またハンドルの搾り角が純正26°から32°と強くなっています。


ハンドル交換で最も面倒な作業

XJR1300の純正ハンドルには左右のスイッチボックスとスロットルホルダーが付く部分に位置決め用の穴が開いています。
ブレーキとクラッチレバーは角度を調整するためなのか穴は開いていません。

当然汎用ハンドルには穴が開いていなので純正と同じように穴を開けるか、スイッチボックス側のピン部分を削るかしないと取り付けられません。
ピンを削るのは「いつでも純正状態に戻せる」のが信条の砂井さんには無い選択肢。
なので新たに穴を開ける必要があるんですが、この作業が少し面倒なんですよね。

自信がない、面倒だ、という人はショップさんにお願いしましょう。


移設の為の位置合わせ

まずは一度ハンドルを仮固定します。

センターに書いてあるハリケーンのロゴ等を利用して左右位置は正確に測定。


左右いっぱいにハンドルを切ってタンクと干渉しないか確認しながら角度を決めます。

スイッチボックスや指が入る分も考慮しますよ。
このハンドルはハリケーン公式HPに「無加工で対応」と書いてある通り、干渉する事はありませんでした。


位置が決まったら後から一度ハンドルを外すので、取付け位置をマスキン等で正確にマーキングしておきす。


位置決め

スロットルホルダーのピンが当たる部分に数枚に重ねた養生テープを巻きます。

コレは砂井さんが無い脳ミソをフル稼働させて交換した方法。
もっと良い方法を知っている方が居たら教えてくだされ。


スロットルホルダーは右グリップを接続して位置を決めたら仮固定。
バーエンドも取り付けて干渉が無いのかも確認します。

スロットルホルダーの角度が決まったらホルダーのネジを締めます。
すると先ほど張り付けた養生テープにピンの跡が付くって寸法でさぁ ( ̄ー ̄)


テープの位置に自動センターポンチで打ち穴を開けます。
この後に行うドリルのガイドになります。


左側も同じようにマスキンを貼ってスイッチボックスを仮固定。
バイクに跨って位置と角度を確認します。


カチン!カチン!


こんな感じでポンチ穴が開きます。
ハンマーで打つタイプに比べれば弱い衝撃なんでしょうが、結構しっかり開きますね。


ポンチ穴をガイドにしてドリルでギュイーン!
最初は細いドリルを使うと更に失敗の可能性を下げる事が出来ます。

えっ?砂井さんですか?
当然いきなり本気サイズでギュイーンしてます。


コチラが部品移植後の姿になります

まぁですね、穴さえ正確な位置にしっかり開けられれば、あとは部品の付け替えだけなのであっと言う間に終わりますよね。

でも実は穴の位置はちょっとズレてたので修正したのはナイショの話。


ブレーキホースとかは長さが余るのでムギューって感じになってます。


あとXJR1300のハンドルポストは最初に上部ボルトを23N・mのトルクで締付け、


次いで下側ボルトを締付けます。

上下均等に締付けるのではない事に注意。


バーエンド

ヤマハXJR1300純正ハンドルはM16ネジ仕様ですが、ハリケーンのスチール製ハンドルはΦ18なのでバーエンドが流用出来ません。

なのでPOSHのウルトラヘビーウェイトを購入。
同社製では多分一番重いヤツでハンドル内径14~19mmに対応しています。


実測すると片側で339gでした。
カタログスペックは336gなので誤差の範囲ですね。


ちなみに純正バーエンドは203gなので1.5倍以上重くなっています。


交換完了

先端は僅かに下下がりに。
これ以上はタンクと干渉するので限界です。


どうだろうか?
大分低くなっているハズで、これ以上はホース類の交換やタンクとの干渉が避けられません。

事実上、無加工では一番低く出来るサイズだと思われ。


タンクとの隙間はハンドルを握った状態でも干渉しません。


ケーブル類はタンクと接触しますが問題ないでしょう。


クラッチ操作は問題なし。

走行中ハンドル位置の違いは大して感じませんが、伏せた時はハンドルの邪魔感が軽減しました。

走行感覚はかなり変化。
特にバイクを倒す時の操作感というか、きっかけ作りに必要な力加減は大分変ったので慣れが必要だと思います。


注意点?

あとハンドル幅が大きく変わった気がするのは気のせいではありません。

フラットコンチ1型はスペック上は純正ハンドルより5mm短くなるだけですが、純正ハンドルはグリップがバーエンドウエイトに15mmくらい被る仕様なので、実質35mmほど短くなる計算です。


あとフロントフォークのアジャスター部に丸被りするので、そのままの状態では減衰力調整が難しくなります。


暫く走ってみた結果

元に戻しました (;´・ω・)ハンドル

ちょっと色々と問題が発覚しましてね。


問題点①搾り角の違い

フラットコンチ1型はハンドルの搾り角が純正の26°から32°になっています。

コレが砂井さんの持病である手の平の付け根部分の激痛に繋がっているワケなのです。
ハンドルを下向きに取りつければ平気なのはNSR50で確認済みなものの、これ以上取付け角を下げるとタンクと干渉するのでNGなんですよ。


問題点②MRAの汎用スクリーンが付かない

ハンドルが低くなった分、付け根付近の色んなトコの隙間に余裕が無くなったので、MRA製スクリーンが付かなくなりました。

極寒の冬場や高速道路では必需品なのでコイツは困ったZE!


問題点③ハンドガードも付かない

コレは冬場限定の装備ですが、コレも真冬でも走るので必需品。

グリップヒーターだけでは手の甲の寒さをカバー出来ません。
ハンドガードで刺すような極寒の走行風を和らげる事が出来るのです。


結論として

コレ等の事情が重なって「今無理にハンドル変えなくてもイイんじゃね?」ってな決断に至りました。
実は近日中にも高速道路を走る予定もあるし。

もう少し純正に近い位置のハンドルで搾り角も同じヤツが良い、という結果になったんですが「ソレなら純正でいいじゃん (;´・ω・)」という重大な事実に気が付いてしまったのですよ。
なのでハンドル交換はもう少し対策を練ってから再挑戦したいと思います。

再挑戦・・・

・・・(* ̄- ̄)・・・

する?(;´・ω・)

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