音には大満足の南海マフラーですが・・・

前回交換した南海部品さんのパワーコンプマフラータイプ3ですが、その良質な排気音にはビックリ感動で良い感じ。
砂「たとえパワーが落ちたっていい!」
砂「マフラーは音こそ正義!!」
という排気音原理主義者の砂井さんはこの音だけでご飯3杯はイケる感じですが、ちょっとした問題が無い事もないワケでありました。
このマフラーって取付け角がパねぇ後ろ下がりになるんですよ (;´・ω・)
コレは砂井さんがあまりカチ上げマフラーが好きじゃない人だとしても、あまりにも無慈悲でこの世には神も仏も居らんのかい!ってキレ散らかすレベルですわ。
何事にも限度っつーモンがあるでしょ?(;´Д`)
今回は取付け後に発覚した問題点を解決していきます。
センタースタンド当たってね?

音はイイのに後ろ下がりはカッコ悪い。
ついさっきまで「音さえ良ければ全てよし!」的発言をしていた人と同一人物とは思えないかもしれませんが、砂井さんとはこのような生態をした変態でございます。
まーとりあえず他にも色々あーだこーだ観察していると、センタースタンドを上げた状態ではスプリングの突起が干渉しているのを発見。
コレは簡単に修正できそうです。

コレくらいならハンマーでブッ叩けばイイんじゃね?
この手のアナログ作業って大好き ( ´∀` )ガンガン

すると今度は何て事でしょう?
今度はセンタースタンドの末端が干渉しました。
アチラをオッ立てればコチラが立たず。
そう言えば口コミにも「ココが干渉したので削った」、なんて書き込みもありました。
当たるなら削ればイイじゃない

砂井さんは電動工具の基本とも言うべきグラインダーを未だ所有していないニワカなメカニック。
なので猫ガレージにアポなし突撃して削ってもらいました。
マキタのブラシレスモーター式グラインダーが欲しい。

ほら、コレでもう問題は全て解決ですね?
後ろ下がりな見た目以外は。
見た目だけでは無かった後ろ下がりの問題点

後ろ下がりはカッコ良くありませんがソレは見た目の話だけで事実上問題無い、と思っていた時期が砂井さんにもありました。
センタースタンドを豪快に削った猫ガレージを後にし、周囲に御機嫌な単気筒サウンドを撒き散らしながら颯爽と走っていたその時、事件は起こったのです。
チョーシぶっこいて右コーナーをバンクさせていたら「ガリッ!」とイヤな音が (;´・ω・)
そう、地面とマフラーが接触した音です。
いや、砂井さんってばまだバイク初心者だし、そんな寝かせてないですよ?
だってカブですよ?
リトルカブは14インチの小径ホイールなので、17インチのスーパーカブより車高が低い事も災いしたようです。
緊急対策会議

さすがに通常走行で地面と接触するとなると対策が必要です。
とりあえずリアショックのプリロードを2段強くしてみました。
サスの沈み込みが少なくなるので多少は地面との距離が開くでしょう。
でも当然コレだけでは根本的な解決にはなりません。
後ろ下がりの位置調整

やはり後ろ下がりをなんとかしないと!
(-ω-;)ウーム
まだ解決策は浮かんでいませんが、現状のままではダメなのは確実なのでとりあえずマフラーを外して観察してみます。
エキゾーストパイプはステンレスだし、手持ちの工具では曲げ加工は難しい、ってかムリだろ~な~。
エキパイを曲げたら曲げたで他の場所に干渉するかもだし。

マフラーステーはすでに目いっぱい持ち上げている状態です。
・・・(* ̄- ̄)・・・
この穴を広げてステーをもう少し上に持ち上げられない?

でもこのステー、3mmくらいあってムダ?に肉厚なんですよね。
手持ちの工具でこんなブ厚いステンレスに勝てるヤツありますか?

グラインダーは無いし、あっても穴を広げられるアタッチメントはありません。
ココはダメ元でドレメルのリューターと中華製の硬質ビットを試してみます。

日曜日の早朝から住宅街の真ん中でギュイーン!( ´∀` )と凄まじい金属音を響かせております。
お迎えの家のお爺ちゃんが窓越しに苦々しい顔でコッチを睨んでたよーな気がしましたが、多分気のせいですよね?

ちょっと試しに削ってみた。
・・・(* ̄- ̄)・・・
思ったより全然ヨユーで削れますね。
やるな!激安中華硬質ビット!!
ならゴリゴリ削ってやりますがな。

標準位置より10mmくらい削った位置で再度固定してみる。
結構な力を入れて「エイっ!」っとエキパイごとしならせてる感じです。

・・・(* ̄- ̄)・・・
どーだろーか?
水平くらいまでは戻ったのではないか?
ねぇ?戻ったよね?(;´・ω・)
えっ?まだ少し下がり気味?

マフラーエンド部の加工前の地上高を測ってませんでしたが、パッと見は30mmくらい上がった印象です。

ポン付け状態ではスイングアームと並行に近い角度で下を向いていましたが、加工後は地面と水平に近い角度まで持ってこれました。
まだ僅かに下を向いていますが、デザイン性(カッコ悪い)と実用性(地面と擦る)の両分野からの視点でも、何とか許容内だと思います。
副次的改善

マフラーの固定位置を上げた結果、リアブレーキのペダルとエキパイの間に隙間が広がりました。

今まではブレーキペダルと90マフラーの太くなったエキパイ部が干渉するので、ペダルのストッパーにホースバンドを巻いて標準位置より下側にズラしていたんですよ。
この加工は当然の事ながらブレーキペダルが下にズレるので、踏み込み時のペダル位置に違和感があったんです。
しかしこの状態なら不要じゃないっスか?この加工。

なのでバンドを外してみたんですが、予想通りエキパイとの干渉は無し。
ペダルも定位置に戻ってイイ感じです。

ブレーキペダルの位置が変わったので、ブレ―キランプのスイッチも調整する必要があります。

樹脂製のナットを回して位置調整。
このナットは指で回せますよ。
ブレーキペダルの位置が上に戻ったのでスイッチ本体も上に上げる調整が必要です。
調整方向はナットを時計回りに回す方向。コレはナットを締め込む方向なので本来ナットの位置が下がるんですが、この場合はナットの位置は固定されているので逆にスイッチ本体が上に上がるワケです。
ブレーキシューがライニングに接触した場所でブレーキランプが点灯するよう、スイッチの位置を調整しました。
音以外の走行性能に変化はありますか?

見た目も実用度も完成したのでようやく本格的な評価をば。
このパワーコンプマフラータイプ3はメインの対象が50ccエンジンだと思うんですが、90ccエンジンだと抜けが少し足りない?ってか排圧が高いのではないか?と思います。
口コミでは「90エンジンでも大丈夫」的な書き込みもありましたが、実走してみると停止状態からの発進はトルクフルで実用的。
その代わりに高速側の伸びというか、60km/hを超えると明らかにトルクが細くなって加速が鈍くなります。
不調の原因は燃調?

この高速側でフケ切らないのはマフラーの特性じゃなくて、ひょっとして燃調が合っていないのでは?
と思い直して今現在付いているMJ(メインジェット)を確認すると98番でした。
90カブにしては随分大きいとお思いでしょうが、今付いている武川のPB16キャブは中回転域の燃調が薄くなる傾向があるのに、なんとニードル調整が無い残念仕様なのでMJを濃くしてゴマかしていたんですよ。

マフラー交換でMJの濃さが顕著になったのか?と思ったのでプラグを確認するとまっくろくろすけが出てきました。
なんかカーボンも溜まってるし、かなり以前から濃い状態だったのね (;´・ω・)
その割に元気に走ってましたが。
なのでMJを95番に下げたら絶好調!60km/hからの加速も確実にトルクが上がっています。
高回転が回り切らない、という評価は改めさせて頂きます m(__)m
また音量が増えた分、音による振動?も増えました。
エンジンブレーキも間違いなく弱くなったと感じます。
しかし音は非常に良いですね。
アイドリング時は「ポポポポポ」と純正+α程度の可愛い音量なので、住宅街での冬場の暖気運転でも安心でしょう。
発進時と低回転域では「ドルルルルル」とカブらしからぬ低音の鼓動を響かせ、中回転以上では「ブオォー」と結構な音量になります。
肉厚で重厚な構造から発生する上質な排気音には共振による不快なビビり音等の雑音が無く、澄んだ純粋な排気音しか鳴らないので音質には非常に満足しています。
寧ろ良質な排気音のジャマをするヘッド回りのメカノイズを小さくしたいですね。
あとは標準で後ろ下がりの取付けビジュアルは非常にッコ悪くて、しかも小径ホイールのリトルカブでは地面に擦るので何かしらの対策は必要でしょう。
総合評価では大変満足のいく良いマフラーだと思います。
追記:やっぱもう少し上がりませんか?

下に垂れ下がったマフラーエンドが気になってもうどーしようもないので、並行以上になるまで取付けステーのネジ穴を拡張しまくりました。
もうガッバガバですよ。

ここまで削りまくってようやく並行+αな角度になりましたよ。
燃調もイイ感じでトルク出てるし走行時の音も気持ち良い。
最後のビジュアルでもやっと納得のいく結果になりました ( ´∀` )
・・・(* ̄- ̄)・・・
最初からココまで取付け位置を上にズラしていたら、ひょっとしてセンタースタンドを削る加工とか不要だったんじゃね?
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