87年式NSR50レストアの最終局面?

NSR50のレストアもいよいよ大詰めですか?
エンジンも快調に回って実走する前の最終段階に来ました。
未だ走ってないのはナンバーが届かないから (;´・ω・)
まずはフロントからいきますか

今回はブレーキフルードを交換しようと思います。
しつこいですが6年以上経過しているので問答無用なのですよ。
フルードの量を確認する窓はイイ感じに曇って見難いですが、揺らすと水面がゆらゆら見えるので何とか機能は果たしています。

ブリード用ボルトを確認。
錆ていますが機能に支障は無いかと存じます。
たぶん (;´・ω・)

ブリーダーボルトを緩めようとするも、コイツがまたイイ感じに硬くてビクともしません。
コンビネーションレンチの12ポイントメガネの方でエイドリア~ン ヽ(`Д´#)ノ
ばきっ
なんとか緩みました (;´・ω・)
硬い6角はスパナ部だと2ヵ所しか力がかからないのでナメやすい。
6ヵ所かかる12ポイントでいきましょう。

一体型のフルードタンクを開けます。

フチの部分にはカピカピになった謎の粉があります。
風化したフルードかな?

ぱっかーん
見た目はキレイですが、何せ6年モノなもんで劣化は疑いようがありません。

早速エア抜きの要領でフルードを交換していきます。
まずはブレーキをぎゅーっと握り、

ブレーキホースに圧力を加えた状態でブリーダーボルトを緩めるとフルードが出てきます。
ブレーキレバーが底突きしたらブリーダーボルトを締めてからブレーキレバーを放します。

おっ?
エアも出てきましたね。

タンク内のフルードが減るまで繰り返しますが、空気が入るのでタンクを空にしてはいけません。

ココで追加するのはヤマルーブのブレ―キフルードです。
砂井さんはYAMAHA派なのです。

フルードの缶が満タンだと零しそうだったのでスポイトで注入してます。
特に意味は無いかもです。

タンク3杯分くらい継ぎ足したので入れ替わったかな?

ブリーダーボルトを0.6kg・m(約6N・m)で締付けます。

エア抜きと言う名のフルード交換が終わったらフルードを満タンにします。
・・・(* ̄- ̄)・・・
サービスマニュアルでは「上限線までフルードを補給する」と書いてあるんですが、どれが上限線なのは分かりません (;´・ω・)
この手のヤツは入れ過ぎもヤバいので、点検窓の上端に液面がギリギリ見えるくらいにしておきました。

んでもって蓋をします。

しかしながら、どう注意深く作業しても絶対漏れるワケですよ。
普通ならペーパーで養生でもするモンですケドね。

砂井さんはブシャー!!派です ( ´∀` )
ブレーキフルードはグリコール系なので水で洗い流せます。
逆にパーツクリーナー等では落ちないので注意。

キャリパーもブシャー!!
次はリア

リアのブレーキフルードのタンクはシート下にあります。

ぱっかーん
フロントより透明度が低く、少し濁ってますね。

フロントブレーキと同手順。
リアブレーキを踏み込んで~

ちゅー、っとブリードします。

タンクが減ったら継ぎ足して~、を3回繰り返しました。

リアのタンクは上限線と下限線が分かりやすい。

そして蓋を閉めます。

んでもってブシャー!!( ´∀` )

ブロアーで水分を飛ばすまでがセットです。
このマキタのブロアーファン、まじバイク洗車に使えるわ~。
コレで油脂類の交換は全て終わりました。
後はタイヤくらいですが、高いのでタイヤの交換は実走してから考えます。
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