軽作業とエンジンの冷却用に工場扇(床置き)を使ってみる

工場扇、ソレは漢のロマン

特殊な構造の砂井家は玄関が2ヵ所あるので、普段使っていない方はスロープを作ってバイク用の簡易ガレージになっています。

整備するには流石に狭いですが、なんてったって台風でも安心安全 ( ´∀` )

しかしその構造上、走行直後に格納すると玄関内にエンジンの熱が籠るのが問題でした。
夏場は軽く〇ねますよ。
更に熱々のエンジンに炙られた燃料タンクから気化したガソリンが出て、結構なガソリン臭がします。

頭痛がするくらいね (;´・ω・)


ちょっと温度を測ってみよう (* ̄- ̄)

いつものように超早朝ツーリングを終え温度測定。
エンジン停止直後はシリンダーヘッド部で133℃と中々パねぇ温度となっております。

既に真夏の狭い玄関内も中々パねぇ猛烈な温度になっているワケです。

冷えるまで外に置いておけば?って案もありましたが、真夏の炎天下では逆にエンジンの負担になりそうだし、防犯的観点からも早く格納したいのですよ。


強制冷却への道

ならば!と思って某通販サイトで貯まったポイントをブチ込んで購入したのは、ナカトミの工場扇です。

実は同社製の工場扇はロードバイクの室内トレーニング用に三脚タイプを持っているのですが、三脚式では今回の設置場所の制限からもれなく却下されております。

床置きタイプなのがポイントなのですよ。


組み立てていきますよ。

一応取説に軽く目を通しますがシンプルな構造なので簡単です。


工場扇と言えば機械式スイッチです。

後述するアイテムを活用する為に、工場扇に限定しませんが今回は機械式スイッチの扇風機が絶対条件でした。


風力調整の確認

同製品や競合製品のレビューを見ると「弱中強を変更しても風力が変わらない」、なんてコメントも散見されたので検証。

ワットチェッカーで測定すると弱、中、強でちゃんと出力は変わってました。
消費電力に比例して音も変化するので風力変更に問題は無いと思われます。


早速走行直後のアチチXJR1300でお試しですよ。

その圧倒的な風量に熱気共も裸足で逃げ出して行きますわ ( ´∀` )

エンジン冷却時の風量は用途からしても「弱」で十分ではないかと。


この冷却中は当然玄関扉を解放した状態。

その間にヘルメットのバイザーを拭いたりブーツやグローブを片付けています。


8分くらい放置していたら77℃まで低下しています。

この日の気温は35℃の猛暑日
手でエンジンに振れても大丈夫なくらいまで冷却するには20分程度の冷却時間が必要でした。

(2025.9.23追記)
気温20℃なら10分の冷却時間で44℃まで下がりました。


スマートプラグでもっと便利に!

工場扇の利用はその大風量の為ですが、それとは別に機械式スイッチに拘った理由はスマートプラグを使用する為です。

スマートプラグは電源のON/OFFをスマホで遠隔操作やタイマー制御が可能になる、砂井さんのDIY品には結構使っている便利アイテムですが、電子スイッチタイプではコンセントがONになっても扇風機の電源が入らないのでリモート出来ないんですよ。

スマートプラグはコンセントを抜き差しするだけで動くような単純な機械にしか使えませんが、使い所を捻れば超便利になる可能性を秘めたステキアイテムです。

使用する工場扇のスイッチは「弱」にして電源ケーブルをスマートプラグに接続。
あとはスマートプラグON/OFFだけで運用します。

ヘルメット乾燥機をDIYしたら想像以上に超爽快!


スマホアプリによる制御画面です。
スマートプラグ直付けスイッチでもON/OFF可能ですが、今回は電源ONで自動的に20分タイマーになるよう設定しました。

当然20分後に電源が切れますが、もっと涼しくなってきたら10分とかに短縮します。


作業時の防暑対策にも

よく玄関先でチェーン清掃やオイル交換等の軽作業をするんですが、ここ最近の猛暑では汗ダックダクですよね?
そんな時は「強」にして送風。
もちろん作動時間も無制限です。

・・・(* ̄- ̄)・・・

使えるな! (`・ω・´)コレ

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