リトルカブのウインカーインジケーター灯が点灯しなくなる

またですか (;´・ω・)

ある日の通勤中の一コマ。
左折のためのウインカーを出しているのに、インパネ内のインジケーター灯が点灯していない事を発見しました。

砂「またか (;´・ω・)」

このリトルカブは全ての灯火類をLED化しているんですが、基本的に信頼性の高い国内メーカー製のバルブを使用しています。

しかし、インジケーター灯に限ってはメーカー不明の安いセット物なのですよ。
実は以前もインパネ灯が切れた事があるし、やはり中華製なのか?


停車してじっくり観察してみますが、インパネ周りをバンバン(ノシ ;ω;)ノシ 叩くとたまに点灯します。

安いLEDバルブはハンダ付けの品質が悪い事が多いので、コレも接点不良なのかな?


新しいLEDは突然に

カブのウインカーインジケーター灯はBA7sと呼ばれるタイプです。

比較的信頼性が高いんじゃないかい?と思われる製品を選択しました。

ウインカーのオレンジ色だけでなく、ニュートラル灯のグリーンも購入しているのは同種のバルブなので、また切れちゃう前に一緒に交換しようと思ったからです。


交換開始

早速バルブの交換を始めます。

このリトルカブには防風用の小型スクリーンが取付けられているんですが、コレを外さないとカバーが外せません。


14mmスパナでスクリーン取付けナットを外します。

スクリーン回りのスチールバーツは、そろそろ初期の腐食が発生してきましたね。


ミラーナットも緩めて、スクリーンと追加されたタコメーターの台座をズラし、作業のジャマにならない位置にします。


コレでジャマ物は無くなりました。


インジケーター灯はメーターパネル裏に付いています。

まずはヘッドライトを2ヵ所のネジを緩めて外します。

人によってはこのヘッドライド口からインパネ灯を交換出来るらしいのですが、ムダに巨体な砂井さんには難しいのでここからの作業は行いません。


アッパーカバー裏にある4ヵ所の⊕ネジを外します。


4か所のネジを外してから、カバーの爪も上手く外してぐりぐりするとアッパーカバーが上に持ち上がりますが、指が入る程度に少し浮かせたこの状態で一回スタンバイ。


スピードセンサー用のワイヤーを固定しているナットを外す必要があります。

このナットは不用意に外すとワイヤーを伝って下に落ちちゃうので、ワイヤー下部にマスキンやタイラップを巻く等の落下防止措置をすると安心です。


ココからやっと交換作業が出来ますよ

アッパーカバーが外れ、メーターパネルを御開帳。

ココまで外さなくても作業出来るらしいですが、砂井さんは狭いトコでの作業がキライなのですよ。


写真の向きが変わってアレですが、各バルブの配置はこの様な配置になっています。
使用されているバルブは基本BA7sですが、ナゼかトップギア球だけT10というワナがあります。

カブは各モデルで結構違い、あくまでコレはC50リトルカブのモノなので注意してください。


バルブの交換は2段階。

まず押して捻る、電球によくあるパターンでホルダーごとを外し、


ホルダーから更に押して捻ってバルブを外します。

簡単ですね。


交換するバルブを観察。

両バルブとも1チップですが、旧バルブの方がカバーがあるので拡散しそう。

でもインジケーター灯なので拡散、集中等のタイプ違いはどーでも良いかと。


繰り返しになりますが、旧来のバルブ形状なので「差し込んで回す」アレです。

切欠きもあるし迷う要素はありません。


点灯試験

さーて、いつもの点灯試験でピカー!っと ( ´∀` )

って、(。´・ω・)あれ?

 

点灯しないね?

 

交換したインジケーター灯は無慈悲にも無反応です。

ココまで話を進めておいて何ですが、ひょっとしてバルブの球切れではない?(;´・ω・)


もしかしてリレーとか?

でもそう言えばインパネをパンパン叩くと点いたりしたな~。

 

・・・(* ̄- ̄)・・・

 

何気にスパゲッティ状の配線をワシャワシャしてみる。

 

球「ピカー!( ´∀` )」

 

ココか (* ̄- ̄)


原因判明?

スパゲッティをよく観察していると、ウインカー配線のY字分岐コネクター部分がスカスカで動きます。

コレが接触不良を起こしていたんですね。

カブのウインカーインジケーター灯は左右共用するタイプ。
コレをLED化す為に配線にダイオードを追加しているんですが、HONDA純正コネクターと一般的なコネクターは僅かにサイズが違ったんですよ。

猫「入ったからイイか」

とそのまま何の対策もせず現場ネコ案件で使用していたんですが、ここにきて不具合を起こしたワケです。

リトルカブのウインカーをLED化します


それならば、と緩い雌コネクターをプライヤーで少し挟んでキツキツにします。

軽く「キュ!」って感じで。


すると今度はガタも無く、カッチリ接続できました。

最初からやっとけって話ですわ。


ついでに調べたらウインカー配線の他にもユルユルなコネクターを発見。

もう同種のY字コネクターは全てキツキツ調整しました。


接触不良解消

コネクターの接続をやり直したら、インジケーター灯は当然何の問題も無くい点灯するようになりました。

良かったね ( ´∀` )

勿体ないので新規のLEDバルブはストックしておき、今まで付いていたバルブを使用します。


インパネ周りを組み上げて、最後にもう一度点灯試験。

問題ありませんね。

しかしコネクターの接続不良とか、ウインカーでまだ助かりました。
コレがヘッドライトだったらと思うとコワい (;´・ω・)

猫「付いたから多分ヨシ!」
みたいな現場ネコ案件には注意が必要ですね。

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