初めてのオイル交換で大洪水 ( ´∀` )

XJR1300のオイルとフィルターを交換してみる

砂井さんのXJR1300は購入後から3,000km程度走行し、期間も6ヵ月を超えたのでエンジンオイルの交換をしたいと思います。

購入したあのお店ではどんなオイルを入れているか不明ですが、量販店が入れるオイルは激安品と相場が決まっています←思い込み


オイルはYAMAHA純正のヤマルーブ・プレミアムにしました。

そんなに回さない砂井さんにはオーバースペックだとは思いますが、購入時は下位グレードのスポーツと300円くらいしか変わらなかったので。

時期によって価格が結構違いますね。


購入時にフィルターを交換しているのか不明だったので、オイルフィルターも社外品に交換します。

このデイトナ製フィルターには必要なO-RINGも付属しています。


必要な工具は以下の通り。
8mmソケット(クラッチレリーズ、フィルタードレン)
12mmソケット(オイルフィルター)
17mmソケット(エンジンオイルドレン)
5mm6角アレン(ドライブスプロケットのカバー)
10~43N・mのトルクレンチ

当然オイルやフィルター、各種パッキン類も必要です。
あと段ボールの切れ端があると便利ですね。


まずは古いオイルを抜きます

17mmのソケットレンチでドレンボルトを緩めます。

コレは当然メガネレンチでも代用可能ですが、スパナは止めた方が良いでしょう。

ソケットやメガネがボルトの角6ヵ所全てかかるのに対して、スパナは2ヵ所しかかかりませんのでナメやすいのですよ。


ドレンボルトを完全に抜く前に、段ボールで作ったスロープで廃オイルを誘導。

これをしないとエキパイにオイルがかかります。


黒いね (* ̄- ̄)

オイルの状態が良いのか悪いのか、全く分からん (;´・ω・)

まぁキラキラ光る金属粉が無ければイイか。


オイルが抜け切ったら、シールワッシャーを交換したドレンボルトを43N・mで締め付けます。

でも正規トルクとはいえ43N・mって結構強いですよ?

・・・(* ̄- ̄)・・・

ここは自己責任で30N・mくらいにしておきました。
漏れる様なら増し締めしますんで。


フィルター交換

XJR1300はオイルフィルターを交換するために、クラッチレリーズも外す必要があります。

・・・(* ̄- ̄)・・・メンドイネ

8mmソケットで3本のボルトを緩めます。

あ、先に右のスプロケカバーを5mmの6角アレンで外さないと、クラッチレリーズが外れなかったわ~ (;´・ω・)


クラッチレリーズを固定している3本のボルトは長さが違いますが、取付け時の余り具合を見れば間違う事な無いでしょう。

この時クラッチレバーを握らないように注意ですが、握らなくてもピストンが少し抜け出てくるの注意です。


フィルターカバーを外す前に、フィルタードレン(8mm)を抜いて中のオイルを排出します。

コレには少し時間がかかります。

このドレンボルトの締め付けトルクは7N・mです。


フィルターカバーを12mmソケットで外しますが、この時内部のオイルが出てくるので新聞等で養生します。


って、おーい!!(;゚Д゚)

フィルター内のオイル抜けきってなかったよーん!


多少の犠牲を払いつつも無事フィルターが外れました。

・・・(* ̄- ̄)・・・

この構造って「設計不良じゃね?」って思うくらい面倒ですね。


エンジン側の残っているシールを忘れずに外しておきます。

基本シールとかは再利用せずポイします。


ケースからフィルターを抜き取ります。

ケース内のシャフト付いているスプリングとワッシャーの位置関係を覚えておきます。


シャフト部にある小さいO-RINGも忘れずに交換します。

この大小2つのO-RINGはフィルターに付属しています。


O-RINGを交換したら新しいフィルターをSET。

向きはドチラでも良いのでお好きな向きで。


XJR1300のフィルター交換における「失敗あるある」が、この配線を挟んでしまう事だそうです。

注意して避けておきます。


フィルターケースを取付ける際はエンジン側の切り欠きと、


ケース側の突起を合わせます。

あ、フィルターケースの外側が汚いままだった (;´・ω・)


ケースはスプリングテンションがかかっているので手前に出てこようとします。
なのでケースをエンジン側に押し付けながら締め付けると失敗が無いでしょう。

トルクは15N・mです。


クラッチレリーズの8mmボルトは10N・mで均等に締め付けます。

ピストンが伸びた分、リザーバー内のフルードが減っていますが、レリーズを締めると逆流して戻ってきます。

なので万が一リザーバーのフタが開いていると、元気の良いフルード噴水を見る事になります。


クラッチカバー上部にあるオイル給油口のキャップを外します。

おっ?このキャップ、アルミ製ですね。

リトルカブだと樹脂製キャップなので、細かい部分ですが大型バイクの作りの良さが光ります。


漏斗でオイルを入れていきます。

4L缶から直接だと盛大に零れるわ~ (;´・ω・)

オイラー買うか。


オイル点検窓を見ながら入れますが、とりあえずLowとFullの間にしておきます。

オイル量の点検時は「センタースタンドを立てて」と取説に記載されているので素直に従います。


オイルを入れたらエンジン始動して、2~3分間オイルを循環させます。


エンジンを止め、再度オイル量を点検すると減っているので再度補給します。
コレは空になっていた油路やフィルター等にオイルが入った分です。

再補給する際はオイルが戻りきるまで、最低でも10分以上待ちましょう。

空冷のXJR1300ではFullに近い、上限一杯まで補給した方が良いそうです。


最終点検

オイルドレンボルト付近に漏れはありませんね?


フィルターケースのフチ部分やボルト等から漏れは無いか?

・・・(* ̄- ̄)・・・

大丈夫そう ( ´∀` )

コレでオイル&フィルター交換作業は終了です。


スマートさに欠ける作業

しかしこの惨状は何なのか?

素人丸出しですな。

でも今回色々体験したおかげで、オイルがドコからドレくらい出てくるのか?を理解出来ました。

次回は大丈夫!だと思います (;´・ω・)


更に4L缶から直接補給してはいけない、とコレも次回の参考とさせて頂きます。

オイルジョッキの必要性を身に沁みました。

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