ヘンリービギンスの2WAYシートバッグはツーリングから通勤、買い物もOK

Daytona DH-751はバックパックになるので通勤にも使い勝手が良い

常備する最低限サイズのシートバッグには、ヘンリービギンズ DH-722を取付けているXJR1300ですが、今回はもう少し荷物が多くなった時のシートバッグを用意してみました。

通勤や遠出する時に使う予定。

Daytonaヘンリービギンスの小型シートバッグDH-722をXJR1300に取付ける


今回のネタ

シートバッグを販売しているメーカーは他にも色々ありますが、なぜかヘンリービギンズが好きな砂井さん。

そんな贔屓目で見るヘンリービギンズ シートバッグの中でも、ミドルサイズのシートバッグに「コレだ!」と思えるモノがあるんですが、それがこの2WAYシートバッグです。

現在はDH-768 2WAYシートバッグⅡという新型が出ています。


バックパックにもなるのが最大の特徴になる2WAYシートバッグDH-751。

容量は20Lですが、数字だけ聞いてもサイズ感が良く分かりませんね?


なのでサイズ感を分かりやすくする為にRC-Factoryのファンフライ機Lil Fokkerと並べてみました。

あ~、分かりやすい!( ´∀` )


機能解説

ヘンリービギンズ最新シートバッグよろしく内部は赤色。

一般的な黒色や灰色よりモノが在る事が視認しやすいんだそうです。


この一番開口面積の大きいフラップにファスナーがあります。

当然フラップはペラペラなのでA4サイズの書類とか、薄いモノしか入りませんね。


レインカバーも標準で付属しています。

当たり前のようで実はそうでもない、レインカバー標準装備は地味に嬉しい ( ´∀` )

レインカバーは別売り、って鬼畜なメーカーも結構ありますからね。


レインカバーはシートバッグの底面は覆わないタイプ。

まぁシートバッグの搭載方法を考えたら当たり前体操ですね。

カバーは開口部を紐で締められるので「風圧で飛んでしまう」という事故は起きにくいと思います。


レインカバーはメインフラップの中に収納しておきます。


便利なPALSテープ

コレは最近のヘンリービギンズのシートバッグ全般の機能でもありますが、DH-751には「PALSテープ」と呼ばれるベルト状の構造で小物を取付けられます。

ヘンリービギンズ純正バッグだけでなく、カラビナを引っ掛けたり結構自由に使える便利機能。


実はこの「PALSテープ」、ミリタリー界隈では一般的なモールシステム(Wikipedia)と同じ構造なんですよ。


なので当然モールシステムに対応したミリタリー関連のバッグとかも色々取付け可能。

AKマグポーチとかホルスターとか自由自在ですが、他人からまる見えなシートバッグにあまりに自由人過ぎるアイテムを乗せちゃったりしてると、お巡ってる国家権力さんからのご質問とか不可避なので注意は必要です。

まぁバイクツーリングにホルスターが要るか?って話ですわ。

・・・(* ̄- ̄)・・・

あってもイイか?

いや、やっぱ無いわ (;´・ω・)←自己否定


バックパック利用

サイド部にも片方にだけ蓋があります。


コレはバックパック状態の時に使用する方ですよね?

こうやって見るとフツーの小型バックパックです。


2WAYシートバッグの「2WAY」たる由来、バックパック用のベルトが底面スリットの中に納まっています。

バックパック使用時にはベルトをスルスル~っと取り出して~


隅に隠されたDリングにフックで取付ければ~


もうフツーのバックパックです。

どこからどー見てもバックパックです。


 

 

バックパック利用時の感想は「ふつー (* ̄- ̄)」

背中に合わせてカーブしている訳でも、蒸れ防止のメッシュ構造とかある訳でもないので「普通」の背負い心地です。
背負えるけどあくまで「シートバッグ」なのですよ。

でも持ち運ぶ際にやはり”背負える”というのは凄いアドバンテージだと思います。


25mm幅イージーリングベルト

ヘンリービギンズのイージーリングは、シートに挟むだけでシートバッグを付けられる便利ベルト。

でも他社製バッグにも類似機能はあるので、そんなに優位なポイントでもありません。


余談ですが

ちなみに20mm幅のイージーリングベルトを使用する小型シートバッグDH-722と違い、DH-751の25mmベルトは上位グレードのPRO2と同じくバックルがオスメス互い違いになっています。

なのでバッグを外してもベルト単体で固縛する事が可能。

ナゼDH-722にはこの機能が無いのか?(;´Д`)

今後は是非とも統一して欲しい案件です。


更に余談

ちなみに20mm幅と25mm幅のベルト。

ベルト自体は5mm差でもバックルは2倍くらいサイズが違います。


話は戻って

当然の事ながらイージーリングを取付けるバックルも、バッグの前後でオスメス違います。


最近のヘンリービギンズの特徴はこの赤いバンド。

このバンドをリアシート後端に挟む事で、シートバッグが前方にずり落ちてくるのを防止出来る便利機能らしい。

でもXJR1300のシート後端はずんぐりむっくりしたラウンド形状なので、このバンドにはとても入りません (;´Д`)

シートバッグ搭載がシビアなSSや、最近流行しているお尻の短いバイクには良いんでしょうね。


実際に搭載してみる

シートを外してイージーリングをセッティング。

前側2本はズレ&脱落防止にシートステーの下を通しています。


実際に2WAYシートバッグを乗せてみる。

(-ω-;)ウーン、汚いガレージ内ではシルエットが分かりにくいので、ちょっと外に出してみるかな?

雨降ってるけど。


少し存在感が出ますがそんなにヘンじゃない?

常識的な範囲の「バッグ積んでるな」って認識に収まりそうですね。


バッグは横向きに搭載するので、車体に対して横方向に少しハミ出ます。

縦置きだとおケツにタッチするので仕方ないですね。


20リットルという容量なら多少の買い物も含めて活動域はグンと広がります。

普段CB1300を駆るカブ先輩は「100km以上のツーリングじゃないと面倒だから乗らない」とおっしゃっていました。

でも砂井さんは25km程度の距離の金沢までラーメン食べに行くとか、もっとチョイ乗りでも積極的に乗る派なもんで汎用性(積載性)は大事なのです。


カブちゃんにもピッタリ

普段通勤に使用しているリトルカブのリアボックスにも、測ったワケじゃありませんが測ったかのようにジャストフィットでした。


XJR1300の迫力を前に便利機能、散る

先ほど25mmのイージーリングベルトは、「バッグを取外した際ベルト同士を結合出来る」と申し上げましたね?

あれ、ウソでした (;´・ω・)

いや別にウソじゃないんですけども、XJR1300の爆裂ワガママボディーなシートには取付け不能でした。

単純に長さが足りなんですよ。


なので当然シートバッグを取外した時は当然だらしなくブラーンとします。

シート幅があり過ぎるんですね。

今時のバイクシートは「全メーカー呪われてんの?(;´・ω・)」ってくらい、同じ様にテールを短く揃えていのが流行りで、その手のシートを基準に作られているんだろーな~。

前時代的なビッグネイキッドの相手はちょっとキツかったようです。


厚さも考慮しないといけませんが、ざっくり言えば幅350mmを超えるシートは厳しそう。

色々デカいですからね、XJR1300さん。

まぁソコが良いワケですけども ( ´∀` )


おまけ?機能

先ほども紹介しましたが、この前後違うバックルは他の中型以上の同社製シートバッグと同一構造。


なので2WAYシートバッグ(DH-751)より大きいシートバッグを持っていた場合は連結が可能です。


大容量のキャンプシートバッグPRO DH-745と連結してみる

このキャンプシートバッグPRO DH-745には上部に荷物を固定出来るベルト&バックルが付いていますが、


このベルトで同一のバックル構造を持つシートバッグを連結出来ます。


そんなワケでDH-751 2WAYシートバッグと、キャンプシートバッグPRO LL(55~70L)を連結した図。

超高層!!(`・ω・´)

もう夜逃げ出来そうな収納力です。

大荷物はキャンプシートバッグに入れ、貴重品は2WAYシートバッグに入れて持ち運ぶ、とか出来て夢が広がります。

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