なるべく簡易な方法でやりたいのです

先日奥さんのダイエット機器として導入されたハイガー産業のHA-YX-5006S。
低価格ながら心拍センサーやケイデンスも測れ、耐久性も高いスピンバイクです。

この手のインドアトレーニング最大の敵は「飽き」
ストイックなスポーツバイク選手でもインドアトレーニングは飽きて嫌になるモンですが、そんなインドアトレーニング環境を一変させたのがバーチャル・サイクル・トレーナーZwift。
マジ革新的ソフトですが現在ではライバル製品も出てきて面白くなってます。
このZwift系ソフトを未対応のスピンバイクでプレイ出来る方法はないか?と、実は購入前から模索していました。

Zwiftで正確な走行をする為には高価なスマートトレーナーやパワーメーターが必須。
しかしシリアスレース等には参加せず、フリー走行やワークアウトだけなら仮想パワーで走行するz-Powerで十分。
z-Powerでの走行はBluetooth接続可能なスピードセンサーさえあれば何とかなります。
とりあえず手元にあったキャットアイ製のマグネット式スピードセンサーを使用します。

センサーを反応させるマグネットはスチール製のフライホイール側面に貼りました。
当初両面テープを使用する予定でしたがマグネット自体の磁力で貼り付いているのでこのまま使用してみる事に。
現在のスピードセンサーは加速度計を使用するタイプが主流になっていますが、コレはハブ軸に水平に取り付ける必要があるので、スピンバイクで使用するのは難しいと思います。
マグネット式はかなり少なくなっているのである意味貴重?

室内で使用するスピンバイクには振動や雨や埃対策は不要。
センサー本体は両面テープで固定する簡易な方法でも大丈夫だと判断します。

センサーを取り付けたらサイコンで数値を確認。
ちゃんと拾えていますね。
あ、センサーはケイデンスも一体化されたタイプですが、接地位置の制限からケイデンス測定は不能。
どうしても必要ならもう一つ同じようなタイプのセンサーを用意する方が簡単だと思います。

プチ改造してGoogle Playが使用可能になっているAm〇zonのfire HDタブレットにZwiftをインストール。

何をしているのか分かりにくいですが、センサー背面にあるconnectボタンを押してタブレットで起動しているZwiftとペアリングさせます。

無事Zwiftでスピードセンサーを認識してくれました。

トレーナー選択はとりあえずどれを選んでも可。

何故かケイデンスも同一センサーで認識していますが、極端に変な数値でなければ放置で良いでしょう。
20とか300とか出たら無効にします。

Amazon fireタブレットだとZwiftはガタガタとコマ落ちしますがなんとか動作するレベル。
仮想パワーでアバターも走行しています。

しかしながらペダルを軽ーく漕いでも簡単に235Wのパワー表示。
さすがにコレはトップアスリートですね (;´・ω・)

z-Powerの調整はZwiftのタイヤサイズで行います。
他のブログを見るとフライホイールの周長を測ってサイコンに入力している人も居ましたが、フライホイールは実走時のホイールスピードとは全然違うのでハッキリ言って完全に無意味。
なるべく正確な数値を入れたいのでホントはペダル式のパワーメーターとか入れて同じくらいのパワー表示が出るタイヤサイズを選択しますが、そんなパワーメーターなんて無いので砂井さんの体感で選択。

26インチ×1.25を選択すると普段の巡行時と同じくらいのパワーになったのでコレに決定。
ワークアウトやフリー走行なら迷惑にもならないので「ある程度」の精度で十分です。
タイヤサイズだけで満足のいく数値にならない場合はトレーナーを変えると数値も変わるので試してみましょう。
どのトレーナーがどういった数値になるのかは使ってみないと分からなないので全部アタックする必要がありますが (;´・ω・)
「いやでももっと正確なパワーが~」とか言う人はペダル式のパワーメーターを買って下さい。
あと何故かケイデンスは60~80くらいを表示しているのでこのまま使用します。

奥さんのダイエットトレーニングには十分な環境が整いました。
あとは継続だけなんですが。

この辺の惨状を見るとね、ちょっとね (;´・ω・)
頼みますよマジで。
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