前回の失敗を克服する
12月になって一気に寒く、天気も悪い日が続くようになってきましたね。
ホントもう、北陸って天気悪いわ~ (;´Д`)
寒いのが苦手なカブ先輩は愛車のCB1300を早々に長期格納してしまったらしいですが、砂井さんは雪が降るまで乗る変態。
我がXJR1300さんも酷暑を乗り越え絶好調ですが、走行距離が3,000kmを超えてきたので、そろそろ2回目のオイル交換を企画してみます。
やはりね、工作からスタートなワケですよ。
段ボールとハサミなんて何時でも在庫が御座いますですハイ。
XJR1300の場合、オイルドレンからの廃油がエキパイにかかります。
そりゃもう盛大にベッチョリです。
コレってもしかして設計不良なんじゃ?(;´・ω・)、とか思わなくも無い今日この頃ですが、そんな無駄な思考をしながらサクサクッと廃油スロープが完成。
とりあえず17mmソケットでドレンボルトをえいどりあ~ん!(`・ω・´)
え?えいど・・・
・・・(* ̄- ̄)・・・
固ってーんじゃゴ━(# ゚Д゚)━ルァ!!
(*´Д`)ハアハア
おかしいな?前回規定トルクの43N・mじゃ絶対強過ぎると思って、緩めの30N・mで締めたハズなのに (;´・ω・)
6インチのラチェットから、もう少し柄の長いコンビネーションレンチ(17mm)に持ち替え、再びエイドリアンアタック。
おんどりゃ~!(# ゚Д゚)クワ!
「バキッ!!」
やっと緩みました。
砂「禁断のブレーカーバーの出番が無くて命拾いしたな!」
などという意味不明の発言は、酸欠により思考能力が低下した為、と推測されます。
(-ω-;)ウーン、素人じゃオイルの状態とか全く分からん ( ´∀` )
夏場から数ヵ月間カーボン落としの添加剤を入れていたので、溶けたカーボンで黒さが30%UP(当社比)しているハズですが。
コレは本来フィルター交換をしなければ不要な作業ですが、フィルターケース内のオイルも抜きたいのでフィルターケースドレンボルトを外します。
燃料添加剤を入れて燃焼室内のカーボンを落としたので、溶けたカーボンがオイルに混ざっています。
少しでも汚れたオイルを排出したいワケですよ。
前回はココまでで盛大にオイルが零れていたんですが、流石に2回目ともなるとスマートに処理出来ていますね ( ̄ー ̄)
あ、ウソ、すんません (;´・ω・)
やはりちょっと漏れちゃってました。
フィルタードレンからの廃油は、ドレン口の位置ってか向き的に漏れやすいな~。
サイドスタンドで左に傾けたら良い感じ?
バイクを左右に振ったりすると延々出てくるオイルですが、気が済むまで出したらドレンボルトを30N・mで締めました。
本来の規定トルクは43N・mですが、強過ぎない?(;´・ω・)と思ったので自己責任で弱めに締めています。
30N・mでも緩める時ヤバかったしね。
フィルターケースドレンボルトは7N・mです。
間に銅ワッシャーがあるので忘れないように。
今回のオイルはカストロールのPOWER1にしてみました。
前回は高価なヤマルーブのプレミアムでしたが、酷暑は終わったのでエンジン負荷も少ないだろう、と冬場に向かう今回は安いオイルを試してみます。
最安値ならヤマルーブ・プレミアムの1/2の価格です。
前回は給油時にも盛大に漏らしちゃって「オイルジョッキ使う」と思っていたんですが、4L缶に付いていたベロ?みたいなヤツのおかげで漏らさずに済みました。
このベロみたいなヤツ、全ての4L缶に標準装備するよう、国会で審議して貰いたいと思います。
オイルレベルゲージを見ながら上限近くまで給油します。
ここまで作業したら一度エンジン始動します。
ふぉんふぉん
するとオイルレベルが下がります。
フィルターや他の油路に入った分ですが、このまま数分待つともう少し戻ってきます。
戻りきる前に再度補給しちゃうと入れ過ぎになる事もあるので、じっくり10分以上は待ちましょう。
んでまた上限までオイルを入れて終わります。
次の日
オイル黒くね?
あと上限超えてね?(;´・ω・)
オイルが黒いのは僅かに残った古いオイルが混ざったのと、その古いオイルがカーボン落としのせいでいつもより余計に黒かったからだと推測。
オイルレベルに関しては今までの経験から、正確な量を見るためには半日以上放置する必要があるかと思います。
多過ぎたら?
本来はまたドレンボルトから抜くのが正規手順なんでしょうが、また段ボールでスロープ作ったり、封をした廃油受けを開封したりと結構?、いや、超絶メンドーです (;´・ω・)
なのでイレギュラーな方法ですが、砂井さんはホームセンターで売ってる口の長いスポイトを使いました。
XJR1300の場合、口の長さは180mm以上あれば良いでしょう。
このスポイトをオイル給油口から真下に差し込むとオイルを吸えます。
注意点として、ココからオイルを吸っても直ぐにはレベルゲージに反映されないって事です。
また一度エンジンをかけて暫く待つ必要があるので抜き過ぎに注意です。
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