気になるリトルカブのウインカースイッチを左に移設しました

右ウインカー肯定派は去るがよい

22年前のモデルとは思えない絶好調のリトルカブA-C50。

調子は良いんですが、段々気になる部分も見えてきました。

別にカブに限らず他のバイクでも車でも気に入らない部分ってあると思うんですよ。

車の場合は高額だったり物理的に不可能だったりしますが、原付バイクでは構造が単純で部品も安価なので弄りやすい。

人気車種だと社外パーツも多いしね。


この「気に入らない部分はカスタムすればイイじゃない」精神は多分自転車カスタムから来ていると思います。

自転車はフレーム単体から自分の好きな各パーツを集めて組み立てたり、完成車でもパーツを交換するのは一般的。

砂井さんも新しい自転車を買っても即手を入れますからね。

しかもカブの部品は自転車パーツより遥かに安価なのが助かります。


んで次のターゲット

リトルカブを購入してから直ぐ交換しよう、と思っていたのはLEDヘッドライト。

そして追加装備に荷物を入れるボックスでした。

でも実走していると右ハンドルに設置されたウインカースイッチが気になります。

しかもナゼに操作なのか?(;´・ω・)

蕎麦屋のおかもち云々なんて話はとうの昔に終わっています。

リトルカブは最終モデルまで右ウインカーだったみたいだし、現行型スーパーカブも左ウインカーに変更されていますが「20年遅いよ (;´・ω・)」と思ったりする。

慣れれば大丈夫って意見も聞きますが、慣れてもアクセルと同時に操作するは困難だと思うのです。


調べたらイケそうな事が判明

ちょっと調べると「やはり我慢出来ない!」って人も少なくないのか、左ウインカーに変更する人も結構居るみたい。

スイッチ自体は他車種用を流用するのが一般的なようですが、カブのハンドルバーの径は19mmでグリップ部はパイプが付いて25.4mmになった特殊なサイズ。

一般的なバイクの左ハンドルは22.2mmなので色々加工が必要になるらしい。

ソコで選択したのはモンキー用左スイッチ~。

モンキーもハンドル周りのサイズはカブと同一規格なので、コイツならそのままポン付け可能です。

やはり面倒な加工とかは無い方が幸せ~。

コレは東京堂さんから購入しましたが、結構品薄で欠品も多い。
気長に待っているといつの間にか再販しています。


ポン付け出来るのは助かりますが、その代償?としてプッシュキャンセルは諦めないといけません。

砂井さんは側でしかも操作というCrazyなイカレ野郎から、側で操作の慎ましい一般人になるが最優先なので問題ありません。

プッシュキャンセルが無い事なんて、プッチン出来ないプッチンプリンくらいの些細な事です。

このモンキー用はカブと同系統っていうか、もうウインカースイッチの有無以外はまったく同じデザインななのでリトルカブに付けた場合の違和感は皆無なのもステキ。

でもちょっとスイッチ操作が硬いかな?


ニャンコ大先生再び

自分でするのはまだ不安が残るCub整備レベルはスラ〇ムベス級の砂井さん。

壊れたバイクは直せても自分の壊れっぷりは治せないMad Mechanic「ニャンコ大先生」にご指導頂きます。

ニャンコ大先生はネコを7匹飼っている変態です。

なんかこの絵面、つい最近も見た気がするわ~。

2回目&配線整理済みなので前回よりスムーズです。


さて、左側のスイッチ類を全て外す必要があります。
まずはヘッドライトのHi Lo切替配線から。

このリトルカブはヘッドライトをLED化していますが作業内容は変わりません。

暗いライト類をLED化(ヘッドライト編)


取説を見ながらウインカー配線を移設。

1本1本確認しながらやれば難しくはありません。

右の呪われた配線を外して、モンキー用スイッチから出てる配線とギボシで接続。

ギボシは最初から付いているヤツだと僅かにサイズが違う、とか聞いていましたが「ふんぬー(#゚Д゚)」って繋げばそのまま使用出来ました。

その際も配線の取り回しが絡まないよう注意します。


ちょっと確認

この若草色の配線はホーンの⊕側。

ネットの口コミを見るとホーン配線だけトラブルが出ているようです。

内容はホーンが鳴らないとか音が小さいとかヒューズが飛ぶとか。


両スイッチをテスターで確認。

・・・(* ̄- ̄)・・・

両方ともON/OFFするだけの単純なプッシュスイッチですよ?

コレでトラブル出る?(;´・ω・)


理論&構造的には説明書通り配線すれば良いハズ。

配線が終わって恐る恐るホーンスイッチを押します。

 

「ビッビー!!」

 

フツーに鳴るやん。

焦って損したわ (;´・ω・)

いや、別に損はしていませんが色々書いてあったし一応警戒しときました。


外された右ウインカーの配線は、他の用途でまた使う計画があるのでこのまま残しておきます。

その計画とやらがいつ始まるのかは全然未定ですが。

(2022.10.8追記)
↓計画を実行しました

リトルカブにフォグライトを追加


ウインカーのスイッチ操作が硬いのでシリコングリスを塗ってみました。

・・・(* ̄- ̄)・・・グリグリ

あまり変わらないケド、あと3万回くらい動かしたら軽くなるでしょ、と希望的観測。


遂にあるべき所にあるべき物が付いてあるべき姿になりました。

スイッチ部の回り止め用?の切り欠きがハンドルに付いています。

今回は位置決めがラクで助かりますが、他車用スイッチを移植する時はコイツを削る作業があるとか。


絡みあった配線を繋ぎ変えてなるべくストレートにしていくニャンコ大先生。

カオス理論の学者先生さえ大さじブン投げるレベルの、正にカオスの権化のようなイカレた普段の彼からは想像出来ないイケメンぶりです。

カッコいいぞ!ニャンコ大先生!


前回のミスから学習して色々対策済みなので作業は非常にスムーズです。

大層な事書いてますが、スピードセンサーケーブルの脱落防止にマスキン貼っただけの話ね。


チョークレバーの取り付け。

ワイヤーはそのまま流用出来ましたが、ステーはモンキー用に付属したヤツに変更しないと少し干渉します。

実はこの日みたいな気温3℃でも、チョークを引かずにエンジンが始動出来るのは燃調が濃いから?


ライトをカバー内に収めるのは最後の難関。

しかしキッチリ整理された配線のおかげでに簡単に収まりました。

猫「面倒がらず配線をキレイにするのが大切」

ニャンコ大先生、自分の部屋の整理にもその精神で取り組んで下さい。


取り外された純正スイッチ。

保管するか中古で売るか考え中 (* ̄- ̄)


念願の左ウインカースイッチが完成

あ~ (;´Д`)

左ウインカー最高!( ゚∀゚)

バイクの構造的にも操作的にも生物学的にも精神的にも非常に理にかなっています。

もはや自然の摂理、いや万物の真理と言っても過言ではあるまい。

カーブを曲がりシフトアップしながらウインカーを戻す、そんな操作が楽に自然に当然のように出来るのがし~あ~わ~せ~ ( ´∀` )

右に操作したら右ウインカーが作動する、そんな当たり前の事がこんなに大切だと気が付いたのは、ひょっとして純正が右ウインカーだったからなの?

だからってありがとう右ウインカー、とか欠片も思うかこのボケナス (#´∀`)ピキ

操作系が普通になっただけなのに、何か大きな使命を果たした勇者の如くやり遂げた感に浸るオッサン×2。

コレでやっと普通に乗れますよ。

2 Comments

  1. はじめまして こんにちは!
    こちらのスイッチ 品番等教えていただけませんでしょうか?
    よろしくお願いいたします。

    • トン吉さん、コメントありがとうございます。
      このウインカースイッチは東京堂というショップから「L ウィンカースイッチ ASSY LWSH」という型番で販売されていた物を購入しました。
      しかし現在品切れのようです。

      確か購入時は「モンキー用を流用」みたいな記事を見た記憶があるんですが、どこで見たのかは記憶にありません。
      お役に立てず申し訳ありません。

コメントする

あなたのメールアドレスが公開される事はありません。 頂いたコメントは砂井さんの認証後に公開されます。 ※マークは必須項目です。


*